別宅に生活物資を搬入する前に、一応、部屋の掃除をしていた時。
洗面台の下の扉を開けると、こんな物が放置されていたので驚いた
前の住人が置き忘れたのだろう。
手に持ってみると右側のボトルはえらく軽くて、中身はすっかり使い果たされていた。
何を目的として、この薬品を使ったのだろうか?
アリとかダンゴムシくらいなら、何も恐れるには足りない。
だが、これらのボトルに描かれているイラストを見ていると、嫌~な予感に襲われてしまった。
まさか、あの、足がいっぱいついているアイツが出た証拠なのだろうか?
それから少ししてから、幸運な事に前の住人を捜し当てることができたので、本人に尋ねてみた。
彼が住んでいた頃に、やはり、ヤツらが出没したのだそうだ
しかも、大量に
大量に出没したのは、アリとかダンゴムシではなかったそうだ。
例の、あの、足がいっぱいついているヤツらだったそうだ、、、、、
小ぶりのサイズだったが、玄関ドアの前やベランダのあたりにうごめいていたのだそうだ、、、、、
大量に、、、、、、、
それを見て、急いでこれらの薬品ボトルを買ってきて、そのあたりに粉末薬品を撒いてみる
と、ヤツらの姿を見かけなくなったのだそうだ。
足がいっぱいついているヤツらの棲息状況について、ネットで調べる努力はしてみた。
もちろん、その退治方法も。
だが、そういうサイトには必ず、足がいっぱいついているヤツらの原色写真が添えられていて、どうにも正視に耐えられなくなってしまい、すぐにそのサイトを閉じてしまうワタクシである。
特に虫が苦手なわけではないつもりだったが、コイツラだけは勘弁願いたい。
先住者に習って、とりあえず玄関ドアの前とべランダのあたりにこの粉末薬品を撒いておいた。
今のところ、足がいっぱいついているヤツらを目撃していない。
だが、ドアを開け閉めするたんびに、玄関前に撒いておいたこの粉末薬品が、ドアを開け閉めする時に発生するわずかな風に乗って、部屋の中に進入しているような気もする。
何よりも、玄関を入ったあたりに靴を置けなくなってしまったではないか、、、、、
靴を履いたとたんに、中に潜んでいたヤツらに咬まれてしまったはたまったもんじゃない。
脱いだ靴は、いちいち部屋の中にボックスの上に上げている、小心者のワタクシなのだ、、、、、、、、