4月8日、ジェフ・ベックのアルカイックホールでのライヴを観戦。
いやぁ~、まさかね。
このトシになって、生のジェフ・ベックを観ることができるとは思いもよらなかったし、このトシになっても日本でツアーをやってるとは、BBA時代のジェフ・ベック本人も思いもよらなかっただろう。
メンバーは、たぶん、WOWOWでやってたロニー・スコッツ・ライヴの時と同じだと思う。
(と思うっ、、、、、、、、て、無責任な事せずに調べろって、、、、)
中でも注目は、最近、ベック師匠のお気に入りらしい女性ベーシスト、TAL WILKENFELDだったが、ソロアルバムのジャケ写と比べると、メイクしてたんだろうか?妙に日焼けした感じで、サングラスかけてたし、衣装のかげんなのか、マッチョな感じで、この人は白人なんだけど全体的にちょっとばかり黒っぽい雰囲気を漂わせていた。
双眼鏡でのぞいていると、ベース弦をはじく右手の指使いが、アヤシク動いて、なんか艶っぽいと感じたのは、ワタクシの妄想だろうか、、、、
ヴォーカルを取っていたのは、ベーシストのTALちゃんとドラムスのおっちゃんだったと思う。
(と思う、、、、、、、、、、って、、、、)
しかし、どうして、基本的にエフェクター無しの指弾きのギターで、あんなに豊かなトーンが出せるのだろうか。
初めて目の前で見たベック師匠には、ひたすら感服するのみ。
しかも、アルカイックホールが、意外にもこんなに音響の良いホールだった事にも感服するのみ。
そうそう、そういえば、2007年4月の野川さんのライヴ後の打ち上げで、ジェフ・ベックに話が及んで、10代の頃は音楽的にグレていてヘビメタ少年だったという和笛奏者の煌玲さんが、
「ジェフ・ベックは、ピックではなく、指弾きだ。」
という話をしていて、
それに対して、ワタクシは
「いや、ベックは、ピック弾きだろ?」
と思ったものの、あまりにも自信満々に煌玲さんが断言していたので、異論を唱える勇気がなかった。
という、つぼ八での現場を思い出してしまった。
確かに、ブロウ・バイ・ブロウの頃はピック弾きだったはずだが、今は、指弾きギタリストのベック師匠なのだ。
あの時、煌玲さんに愚かにも異論を唱えなくて、ホントに良かった、と思う今日この頃。
終盤、1曲だけギブソン・レス・ポール・ギターに持ち替えて、亡くなったレス・ポールのレパートリーを演奏して、大先輩の功績に対する敬意を表すとは、これまたベック師匠に対する好感度大であった。
こちらは、開場前に、ホール出入り口の一角に設けられた物販コーナー。
普通は、チケットもぎってから入場後の場所で販売するもんだけどね。
と、言いつつ、販売サイドの思惑にすっかり乗せられて、黒いキャップを購入したワタクシであった