ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

SD-WANについて、聞いてきた

2016-07-10 18:09:14 | ネットワーク
7月8日、Macnica Networks Day 2016に行ってきた話

SD-WANがもたらすクラウド時代の企業ネットワークの将来像

をメモメモ




本日のテーマ
・SD-WAN
 3年前、当時だれも知らなかった→半年、1年で盛り上がり!

SDNは、いよいよWANエリアへ
 NFV、データセンター→WANのエリアにも
Software Defined Widearea network
ソフトウェア定義型の広域型ネットワーク
そもそもWANとは?
 広域エリアネットワーク
 回線網を通じて、複数の拠点間のLANを結ぶ

今の企業WAN
 東京、大阪、名古屋をMPLSでつないで、東京、大阪DCとつなぐ
 国内拠点とデータセンター間を
 キャリアの閉域回線を使って

2つの環境変化
・グローバル化、地方拠点増加
・クラウド時代の到来

4課題
・既存回線コストの増大
 →海外と接続すると高い、品質悪い
・拠点開設に時間、保守運用
・クラウド接続への対応
・セキュリティ管理煩雑

SD-WANの条件
1.回線課題への対処
→救世主:インターネット
  インターネット:格安、すぐ使えるただし、ベストエフォート、心配

 ハイブリッド利用こそ、解決の鍵
  →ハイブリッドWAN:仮想ファブリック
    →広帯域なインターネット オフロード
 回線2つをAct-Actでつなぐ:通信品質リアルタイム
  →自動的にルール、切り替え

 インターネット、4G/LTEの積極活用
  適材適所でWAN使い分け
   拠点の重要度に応じて回線コストを最適化
  →キャリアの閉域網がなくなることはない

2.運用保守
・Google Chromecast:HDMIに挿すだけ、スマホから操作
 ゼロタッチ、集中管理
 ゼロタッチ端末
  100Mから10G
  PPPおEサポート
  DDOS防御
  TPMチップ内蔵(偽造防止)
  SIMカード直収 4G/LTE

・SD-WANの集中管理GUI
  統合的なダッシュボード
  設置場所・通信の確保
  L4~7レベルの通信可視化
  端末の健康状態
  リモートバージョンアップ
→ゼロタッチ&リモート管理
 新しい機器つなげば動く

3.クラウド接続
・バックホールによるクラウド品質課題
 Office365の通信品質問題:遅い
 →直結
・仮想マシンのソフトウェアルーター(仮想ルーター)
 拠点→クラウドを直結、IPSecでセキュリティも

4.セキュリティ
・拠点が増えるとセキュリティ管理ポイント増える
 経路制御:自由自在
 →サービスチェイニング:セキュリティ機器の集約
 セキュリティクラウド化
 Webメールは、ここ通ってね
 従業員はOK
 などなど、特定の通信だけ、セキュリティクラウドに投げる
・特定の通信のみをサービスチェイニングすることが可能
・ファイヤーウォールさくげんできる

製品
・セキュアSD-WAN viptela
 大手銀行・金融、
 GAP
 製薬系

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クライアントはすべてモバイルへ!を聞いてきた!

2016-07-10 12:02:27 | ネットワーク
7月8日、Macnica Networks Day 2016に行ってきた話のつづき

クライアントはすべてモバイルへ!~モバイルが破壊的イノベーションを引き起こす~

をメモメモ

※ちなみに、クライアントはすべてモバイルへ!というと、過激に聞こえるが、「クライアントはiPad,IPhone,AndroidとWindowsなので,Windowsがモバイルになると、すべてがモバイルになることになるけど、Windowsは、10になり、ユニバーサルアプリ、つまりモバイル用になる」といわれると、あ~ら不思議、そんなに違和感ない




iPhone:ファイルシステムがない
→いままでと実は全然違う

OSのアーキテクチャが変わる:アプリケーションサンドボックス
ios
→必ずユーザーの介在
→MDMで管理 ユーザーと会社:コピペ禁止
ios:カーネル触れない。API経由でしかできない→サンドボックス型

Windows3.1:当時ウィルスとか、すくなかった。

ios:すべてのアプリ動かして、CPU、メモリ潤沢
 →マルウェアはOSカーネル、システムファイルをいじる→API
  自分で開発したアプリですら、appleが許さないと動かせない→証明書ないと
androidもおなじアーキテクチャ
windows10も→統一されたOS(ただ互換性をもつために従来のOSも)

管理のアーキテクチャ:LANからWANへ
・WindowsもMDM

・Apple MDMのAPI APNS
・AppleがiosでモバイルOSとしてコンテナ化
・Google C2DM GCM
・MSがWindows8.1用のMDM/APIを開示
・MSがWIndows10用のMDM/APIを開示

セキュリティの概念が変わる:OSそのものが配慮
 パソコンと同じことをやると失敗する:例 パスワード
 立ちながら:生産管理端末 専用アプリ JAL,ANA予約確認
パソコン以上の操作性、携帯性、即時性
 →コンテナ化

米国事例:GE
 家、保険、クルマ:専用アプリ

日本
 トヨタ九州:生産管理
  →生産管理だけ、カメラON、ビーコンでカメラOFF

■Windows10の変革について(デモンストレーション)
・セキュリティ:守ることができないOSからの脱却
・管理:適切なモバイルの管理とは?
Windows10の新しい
・アプリケーション
・認証
・分離

アプリケーション
・従来:DLL地獄、管理者として実行、インストール
・ユニバーサルアプリ:コード署名VSM:サイドローディング防止
  →Win32アプリ→ユニバーサルアプリ化

認証
・パスワード:破たんしている 7個覚えるの限界
  生体認証 Windows Hello
  PIDO2.0 Microsoft Passport

分離
・ビジネスアプリケーションと個人アプリ(会社管理外)の分離
 EDP

管理
・モバイル利用を想定した、リアルタイム管理へ
 グループポリシー+EMM:端末コントロール
 AzuruAD
 EMMの管理機能
  パスワード管理、ワイプ
  コンプライアンス、
  アプリ、
  ポリシー配信
  カスタム:SyncML
  設定:証明書、リモートアクセス(VPN)

従来
 会社支給端末→VPN→企業システム
Windows10
 起業アプリのみ→アプリごとVPN→企業システム

デモ(失敗)

  

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「最新IoT事例~デバイス開発からデータ解析まで~」を聞いてきた

2016-07-10 01:56:52 | ネットワーク
7月8日、Macnica Networks Day 2016に行ってきた話のつづき

最新IoT事例~デバイス開発からデータ解析まで~

をメモメモ




・本セッションの構成
 2部構成

■IoTによる予知保全を実現するためのポイント
・IoTシステムを構成する要素:一つのパッケージとして提供
 IoT:予知保全
・共通の課題について説明→解決方法も

今日の内容
・IoTを使った予知保全
・課題
・課題解決のIoTの方法

予防保全→予知保全のほうがマッチ
・予防保全:壊れているかどうかにかかわらず交換:時間
・予知保全:状態基準、壊れる予兆で交換
  →無駄な人件費抑えられる。交換前に壊れたら?
   予知保全は、壊れる前:ダウンタイムを減らせる

共通の課題

・センサー取り付け、監視:どういうセンサーを、どう設置?
・有線、無線:無線を使ったことない
・データ蓄積:データのセキュリティ
・分析・解析
・メンテナンス(交換)

センサーをどう設置する?
選定
・機器に対する診断内容
・基準値の算出
・センサーの選定

診断内容の整理
・どこの故障部位を検出したい?

基準値の算出
・数式がある
  故障部位、故障モード;変数に値を入れる
   →あくまでも単品。実証実験とか

基準値を計測できるセンサー
 3つのセンサー
  ・アクセラレーターセンサー:小さなところは捉えきれない→メカニカル
  ・低速もOK、傷→
  ・エレクトロマグネティック:非接触 磁束変化

 算出データをどう判断
  解析→スペクトラム

無線
・取り付ける部位の周辺環境整理
 有線でつなげられるなら、安心確実
  有線を這わせることは
 遮蔽物:920の選択→材質、あつみ 必ず通るかわからない
 電波状況:機械の周辺、部位の周辺:電波測定機 電波強度 あいている周波数の無線
 取りつけるセンサーノード数:干渉発生
   →それぞれのノードを時分割、チャネルを変える→ファーム作りこみ
    2.4周波数アジリティ

・センサーデータ容量
 無線のスループット
  ハード的:メモリーを多く採り、ゆっくりデータあげる
 920:キャリアセンス、休止時間→レイテンシ
 電池駆動:期待稼働時間→頻度制限
  軽量化した独自プロトコル&スリープ:受信側汎用性なくなる

・センサデータのセキュリティ課題
 IoTデバイスからクラウド:SSLで通信
 IoTデバイスとGW側:考慮されていない→アタック
   →SSLとは入れられない。マイコンのフラッシュ;鍵を抜き取られる危険
 チップができた
   鍵の問題:耐タンパ性のあるセキュリティチップ
   暗号化エンジンを積んだハード

マクニカ
・ワンパッケージで提供
 カスタムセンサーモジュール
 PoC環境を提供できる
 システム構築




■Internet of Things 当社事例

・会社紹介

・IoT
 Industry4.0,SmartFactory

・IoTを実施するにあたって
 QCD改善を目標設定:要望・希望などヒアリング
  →生産状態が見れるようにしたい
 利用可能な情報少ない
  生産管理システム:稼働している生産管理システムから取り出す
   →開発元に確認
  紙ベースの帳票;電子化しないと・・・
  各種報告書:報告書に必要なデータしかない
 →必要な情報の取得から

 情報の取得
  紙の帳票:タブレットに
  製造装置:稼働ログ
  センサー:稼働ログができない場合
  情報サーバー
 →分析を行う:情報欠落
   非構造化データ(画像など)の変換
   収集データが増し、ネットワーク負荷増大
 帯域をふやす→今後も問題:根本的に

 非構造化データの処理軽減、ネットワーク負荷上がらないように
  splunk導入:非構造化データの軽減:GWでグルーピング化

 見える化「可視化と活用」
  工場各所のモニタ表示
  タブレット活用
  自動生成

 改善
  マルチデバイスへの対応
    ドリルダウン、ドリルアップ
  帳票(紙)対応
 →BIツールの検証

まとめ
・分かったこと
 ・見える化重要
 ・情報、多いほどいい→活用のため絞り込み
 ・分析は時刻が重要:GWで時刻を付加 時刻同期
 ・活用の場を広げる

・今後の取り組み
 ・リアルタイム
 ・セキュリティ
 ・センサー:MQTT対応
 ・プラットフォーム:splunk AI連携


 

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