最近、補助金が人気ですよね。
補助金を扱っている士業の人は色々いるけど、
補助金のプロのコンサルと言える中小企業診断士には
どのような情報が流れているのか?
中小企業診断士で補助金を扱う人はそのような研究会に入っている
そしてそういう研究会に入っていない人でも、
「中小企業診断士更新研修」は毎年1回受けないといけない。
今回は中小企業診断士更新研修、今年の分を受けて来たので、
この話をそこから考えてみたい
(補助金の研究会には入っていないので、
その話はほんのちょっと触れるけど、今回はなし)
診断士更新研修を知らない人のために、ちょっと解説。
中小企業診断士は毎年更新研修を受けないといけない。
これは、民間のものでも中小企業診断協会の行うもの、どちらでもよい。
中小企業診断協会の行うものは、都道府県ごとに行う内容、開催日がきまっている。
東京都の更新研修は、ZOOMかリアルの2種類ある(今回はリアル)
いずれの場合でも、4時間で内訳は
・新しい中小企業施策について
・テーマ別
の2種類に分かれている。
はじめの「新しい中小企業施策について」は、
・中小企業庁の人(国家公務員)
・東京都の人(地方公務員)
・中小企業診断士の人(民間)
のいずれかで行われる(東京都の研修は何回も行われるが、回によって、上の中のどれかの人が担当する)。
中小企業庁の人が話す場合、施策ができた背景が中心
東京都の場合は、中小企業施策+東京都の施策
民間の人の場合は自分の解釈とかも話してくれる
今回は、民間の人(なんだけど、元国家公務員+地方公務員)。
なので、今後の石破さんの場合の観測なども話している
補助金は
中小企業白書で課題が述べられ
↓
その課題に対応する施策が打たれる
→施策の一つが補助金
となる。したがって、補助金の背景やキーワードは中小企業白書で書かれる。
この白書で書かれるキーワードから、施策化されるのはどういうカラクリかというのを知る必要があり、その辺を今回は説明してくれている
(ただし、一般に更新研修では補助金の加点ポイントのキーワード(解説)
はなく、その点は補助金の研究会で語られる)
では、能書きはいいから、話の内容
今回は、「新しい中小企業施策について」の方だけ、アップしています。
つまりポイントは、
今、成長企業向けの4大補助金(もの補助、IT補助金、持続化、事業承継:まとめて生産性革命推進事業)は今止まっているが、このキーワードは2024骨太の方針には入っていない。よって、これに予算をつけるかどうかは、石破さんの考え方次第。
一方、コロナによる事業再構築は、基金のうちの多くが、省力化投資補助金に回ったが、省力化投資補助金はカタログ式(カタログに合ったものしか選べない)で、カタログが今少ないので、今後充実していくらしい。ことらのキーワードは骨太の方針に入っている。
てなかんじですかね。
このぐらいの情報や、補正予算、当初予算の流れのような基本的な話が、診断士の更新研修では流れます。
ちなみに、上の④当初予算、補正予算のページが経産省にあると書いただけになっているけど、長いのでメモしなかった。
実際には、以下のページ
当初予算↓の「中小企業庁」
をみると題名だけが書いてある。
その題名を基に、↑のページ内にあるPDFリンク
で該当箇所を見つけると、金額がわかる
補正予算↓
中小企業以外も入っている