昨日(12/11)の日経産業新聞1面
「野菜工場に農業ロボ 井関農機・愛媛大」
の話。野菜を効率よく収穫する「知的植物工場システム」の話なんだけど、
今後、派遣労働者を吸収し、日本の景気を浮上させるような産業を、
地方で起こしていくとなると・・・
やっぱ、
農業の工業化、
つまり、ある株式会社がある程度の資本をかけて、
野菜をつくり、それを、商社などをつかって国内だけ
でなく海外でも販売していく、
さらに、海外でも、野菜をつくって、現地、あるいは輸入して日本、あるいは、
人口の多いほかのアジアやアフリカ諸国へ売っていくっていうことが必要なんでしょうね。
農業の工業化の場合、作物を土で作るとは限らない。
また、土でつくったとしても、地面の上に作るとは限らない
(2階建て、3階建てとかも、ありえる)
ってことで、野菜ビル?とかつくって、光を電気で与えて・・・
とかなると、人が野菜を作ったとしても、管理などは、コンピューター
を使うだろうし、それこそ、農業ロボットなどの利用も多くなる・・・
となれば、ファナックなどの、工場でロボットを作ってきた会社も参入してくるだろうし、
キーエンスのような工業用センサーで実績のある会社も、農業用に参入してくるだろう。
ただ、いまの農家では、くるしい。
なので、株式会社の参入や、地方自治体がそーいう農工場?を作るんだろうな・・・
農家の人は、自分の農場でも作物をつくるけど、そーいうところでも指導して、
で、派遣労働者とか、外国人の人がそこでつくり、一部の外国人の人は、自分の国で、それをやり、そのとき、日本製農業ロボットを売り込むと・・・もちろん、日本からお金を貸し出す。。
将来的には農業用ロボットのODAとかも。。。
って考えると、今後世界的に見れば、人口がふえ、食料が必要になるので、その部分に活路を見出す農業の工業化という路線はありえて、そのためには、ITや製造業で培ったロボット技術が生きてくる・・・
というストーリーは、ありえると思う。