遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

花八つ手

2018-11-10 16:08:17 | 日記
平成30年11月10日(土)

八つ手の花


ウコギ科の常緑低木、暖地の海岸近くの
山林に自生するが、多くは観賞用として
庭等に植えられる。
7~9列した団扇の様な大きな葉が特徴で
天狗の団扇と言われる葉が互生する。

初冬に直径2~3Cmの散形花序を円錐状
に多数付ける。花は直径約5mmの白色。
翌年の4~5月に黒い球状の果実が熟する。

神社の手水場や町屋の庭の隅、厠付近に
植えられている。

以前はこの花が咲いていても何気なく其処
に在るというだけで素通りしていたのが、
俳句を齧る様になり、季語を知ると、、、
この白い花が咲いていると「冬が来た」
と感じる様になった。


今日の1句

花八つ手能楽堂のジャズを聴く    ヤギ爺


※毎年11月になると岡崎城下の彼方此方を
舞台に「岡崎ジャズストリート」が催される。
私も何度か訪れ岡崎市内の色んな場所で、
様々なジャンル(モダン、デキシーランド、
スタンダード等や トリオ、クインテッド 
オーケストラに、ジャズボーカリストが加わり
一日中(3、4カ所は廻れる)ジャズに浸った。
中でも、夕暮れの能楽堂でのコンサートは何時
迄も心に残っている、、、、。