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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

著莪の花

2022-05-12 16:39:59 | 日記

令和4年5月12日(木)

著莪の花 : しゃがの花、胡蝶花

著莪はアヤメ科の常緑多年草、中国原産

山地の湿った樹下等に群生する。 高さ30~70cm。

葉は剣状で深緑色をしており、光沢がある。

4~6月頃に、葉の間から抜き出た茎の先端が分かれて

白紫色で中心が黄色の美しい直径5~6cmの花が咲く。

古い時代の中国から伝来した帰化植物といわれている。

果実は出来ず、根茎からの走出枝で増える。

著莪の名前は、ヒオウギ(檜扇)に似たこの花の中国名は

射干(しゃがん)から、日本語読みにして「しゃが」著莪

としたという説がある。

この頃、名古屋市港区にある荒子川公園を散策していると

回遊路を行き交う人やランナーに出会う。

 

新緑の中を行くと、余り陽の当たらない路傍の木陰の下に、

白い花びらに薄紫と黄色の模様を施した美しい花が群れる。

緑陰の中に蝶が舞っている様で、其の名の通り「胡蝶花」

と言われる所以(ゆえん)か、、、、、。

 

今日の1句

著莪の花ゆるりゆるりと女坂   ヤギ爺