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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

夏みかん

2022-05-13 16:33:52 | 日記

令和4年5月13(金)

夏みかん : ナツダイダイ

 

ミカン科ダイダイ属の常緑小低木、高さ3~5m

枝は広がり、葉は楕円形で葉柄は有翼。厚みがある。

初夏に葉腋に白い五弁の花を開き香りが強い。

花後、扁球形の大きな果実を付けるが風味が十分では

なく、樹上で越冬し翌年の晩春から初冬に採取する。

酸味と苦みを有するが、厚さを払う爽涼感が良い。

果実は大型で皮が厚いが、果肉は多汁である。

 

江戸の中頃に、仙崎(山口県長門市)に漂着したもの

が発見され、その後同県萩の武家屋敷の庭で栽培され

たのが始まりと云われる。

この仙崎の原木は今では天然記念物に指定されている。

明治時代以降、全国各地の温暖な地域で栽培される。

 

隣家の庭に夏みかんの木があり、この季節になると熟れ、

時に塀を越えて此方側に実が落ちることがある。

隣家より数年前から、毎年この頃になると夏みかんを頂

戴する様になった。

カミさんの大好物であるが、私はアノ酸っぱさが苦手。

私のために、カミさんは夏みかんの皮を剝き、一つずつ

袋から実を取り、ガラスの器に入れ砂糖をかける。

一晩冷蔵庫で寝かせたものを、湯上りに頂く、、、。

 

今日の1句

砂糖蜜光りしグラス夏蜜柑   ヤギ爺