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遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

えんどう豆

2022-05-14 16:32:51 | 日記

令和4年5月14日(土)

えんどう豆 : グリーンピース

マメ科の一、二年草で秋に種を蒔くと、春には伸びて

紫、または白色の蝶形の花が咲き、やがて莢の中の実

が熟する。

 

莢は7,8cm程で中には5~7粒の豆が入っている。

莢を剥いて中の豆を取り出して食べるグリーンピース

と、莢ごと食べる莢豌豆とがある。

エンドウは古代エジプトやギリシャ等に記録が残って

いることから、世界で最古の農作物といわれている。

「フェルガナ」と呼ばれていたが、中国に渡り「豌豆」

(えんどう)と名付けられたのが名の由来とされる。

中国には5世紀頃に渡り、日本に渡来したのは8世紀

頃といわれる。

日本では「カラスノエンドウ」と共に雑草とされたが、

その後に栽培植物として育てられる。同じ地域、起源

を持つマメ科植物にはソラマメ、レンズマメ、ヒヨコ

マメなどがある。

未熟の莢や種実を野菜として利用する国はインドから

東アジアの国々が多い。

莢から実を採るグリーンピース等、豆を煮込んだスープ

とするのは、ヨーロッパ諸国に多い。

最近、莢と豆の性質を兼ね添えたスナップエンドウが

アメリカから渡来し多く食べられるようになった。

大きな莢は完熟寸前の柔らかさを保ち、中の豆も柔ら

かく、茹でたものをマヨネーズなどで、亦サラダ等で

食べられる手軽な食材として人気がある。

余談だが、豌豆にまつわる話として「メンデルが豌豆

を用いた実験から遺伝の法則を発見した」話は有名で

ある。

 

絹サヤの卵とじ

 

豆の飯、

 

今日の1句

お袋の豆飯の色旨し色   ヤギ爺