遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

小判草

2022-05-31 16:51:50 | 日記

令和4年5月31日(火)

小判草 : 俵 麦

ヨーロッパ原産のイネ科の一年草、雑草

明治の初めに日本へ渡来し、観賞用に栽培された。

10~60cmの細い茎が直立している。

葉は麦に似て線形をして居り、長さは5~10cm。

葉幅3~5mm程、毛はないが葉の縁はざらつく。

夏になると茎の先に小判型の花穂が幾つも付き下向き

に垂れる。 小判型のふわふわした小穂をつけこれが

小判草の名の由来とされる。

花穂は、初めのうちは緑色だが熟すると光沢を帯び、

黄緑色に変化する。 

形が俵にも似ているので「俵麦」の名が在る。

小判草は鉢植えにして、穂が風に揺れる様を鑑賞する。

 

土手や他の畔、また野原等に多く見られて雑草の仲間

、、と、私(ヤギ爺)は句仲間にこの名を教えられて、

季語としてやっと眺めるようになった。

 

今日の1句

小判草揺れて光りて風の道   ヤギ爺