娘の音楽教室の発表会

　昨日の太鼓の疲れが残っていてシャキッとしない。
　ニュース記事を原稿にしていたが捗りが悪く、いささか困っているところへ娘からＬＩＮＥが入った。
今年の生徒さんたちの発表会の日取りが決まり、参加者も整ったとのこと。もう既に決まっていて私たちへの知らせが遅かっただけのこと。
今年は参加者も多くなり、３部制にして開催するとのこと。１部が午前、午後を２部と３部に分けるという。
アンサンブルもあるからかなり辛いスケジュールだ。
その日は太鼓の練習日にあたっているがチーム員に任せて、娘のお手伝いをすることにした。
幼児・児童たち、発表会の曲目も決まったらしく既に練習をはじめているという。
新教室を開いて１年半近くになるが、コロナ禍のなかで親としては心配していたが、生徒数は減ることも無く増えてきてもう一人では辛くなってきたという。
教室の最初の生徒さんが音大を卒業し音楽教師となって地元で働いていることから、時折手伝ってくれるとのこと。
将来的にこの子に教室を委ねる考えだと先日話してくれた。この生徒さん、私たち夫婦も気に入っていて音楽的才能も持っている上に優しくよく気が付く子なので、跡を任せることにも同意した。
２年ほどしたら半数程度この子に生徒さんを譲り、自身は介護の仕事を続けて行きたいという。苦しい時期、介護の仕事もやり始め、介助のほかに施設の方々へエレクトーンやピアノの演奏をして楽しんでもらっていた。
シングルマザーで何の援助も受けず３人の子たちを立派に育て、よくここまで頑張ってくれたと隠し涙を流したものだ。