田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

夏の名残

2019-12-27 | 日々の暮し

冬というのにお前は超蝉か

 外回りの掃除をしていたカミサンが呼ぶ。
 2階ベランダの壁に蝉がいるという。

 「まさか生きてるのと違うやろね」
 「そんなはずあるかい」

 カミサンが細い竹を持ってくる。
 それで蝉を突くとコロンと落ちた。
 木の根元に埋めて一件落着。

 冬に夏の名残を見た。
 それだけのこと。

 風が強い。
 外は木枯し状態だ。
 風に向かって立つ!であれば格好いいが今日も軟弱路線を維持。

 「散歩でもして歩いてきたら?」
 「寒い!」

 ホーム炬燵を友に本でも読むか。
 こうしてオレは朽ちてゆく・・・のだ。