田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

「パリは燃えているか」に触発されて

2021-08-07 | 日々の暮し
昨夜、ラジオの「深夜宅急便」を聴いていたら放送で使ったBGMの音楽を流していた。
最初はNHK・TVのドキメンタリー番組「映像の世紀」で使われた「パリは燃えているか」だった。
(今、BSで再放送しているかもしれない)

当時のTVでは白黒映像にBGMとしてこれが流れ、山根基世アナウンサーの抑制の効いたナレーションが入る。
映像が重みを増して立ち上がり想像力が掻き立てられた。
久しぶりに聴いた音楽に触発され、それ風のブログにしてみた。
画像がないので沖縄県公文書館所蔵の沖縄戦のものを借用した。


▲パリは燃えているか(作曲:加古 隆)

20世紀は戦争の世紀といわれる。
世界中が戦争の渦に巻き込まれた。
日本はアメリカに宣戦布告し太平洋戦争に突入する。
人間の運命が変わった。

 
▲負傷兵の搬送/沖縄戦中、民間人に煙草を譲る米兵(写真=沖縄県公文書館所蔵)

 
▲英語を学ぶ14歳の少年(靴を履いていない)/数千人の日本人が自殺した断崖絶壁(写真=沖縄県公文書館所蔵)

殺さねば殺される極限の世界だ。
21世紀の今も世界のあちこちで紛争が起きている。
軍事政権や独裁的政権が反対者を迫害している。

もうじき終戦(敗戦)記念日がやってくる。
平和な世界に暮らせることが生きる為の土台だ。

今日は盆の墓参りで朝5時起きだったので今、眠い。
墓に眠る親父は南方に行ったが戦争の話しは大嫌いだった。