やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

大山鳴動して鼠2匹!! 2年の執行猶予付き死刑判決とは?

2014-10-27 | 政治・経済
中国は2013年7月8日、劉志軍元鉄道相に収賄と権力乱用の罪で死刑を言い渡したが、2年間の執行猶予を付けた。→7月8日THE WALL STREET JOURNAL

この判決に続き、2014年10月17日に、中国の高速鉄道計画を推進した裏で約4700万元(約8億1500万円)に上る賄賂を受領したとして収賄罪に問われた張曙光元鉄道省運輸局長に対し、北京市第2中級人民法院(地裁)は、執行猶予2年付きの死刑判決を言い渡した。→10月17日THE WALL STREET JOURNAL

この2年の執行猶予が付いているため、服役中の態度が良ければ2年後に終身刑に減刑されると言うのだ。
不思議な中国特有の死刑判決ですね。

張被告はかつて鉄道省の副チーフエンジニアとして数十億ドル規模の高速鉄道計画に携わっていたが、2011年に解任され、取り調べを受けた。その後、13年9月に裁判が始まっていた。

張被告と劉元鉄道相は、中国の鉄道網を急速に拡張するプロジェクトを統括していたが、11年に反汚職当局に逮捕された。そのわずか数カ月後の2011年7月には温州市で高速鉄道の衝突事故が起き、40人が死亡、200人近くが負傷した。
この高速鉄道事故の原因として、企業からの賄賂やキックバックにより私腹を肥やすために、運用能力にそぐわない高度な技術を次々採用したことも挙げられてきたが、今回のトップの処分により幕引きが図られた格好だ。

しかし、鉄道建設の発注に絡み受け取ったとされる総額2,000億円とも言われており、川崎重工業などの名も挙がっていたが、死刑判決報道も淡々としている。
疑惑の究明がなされたのか、どうなっているのか、外部には不明なのが、中国のようです。

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ウオン高で韓国経済はお手上げ!?

2014-10-27 | 政治・経済
WON左記はここ2年の韓国ウオンとUS$の為替レートのグラフです。
ここ2年で、1US$=1175ウオンから1025ウオン(150ウオン=13%上昇している)

ウオン高の影響で韓国経済がおかしくなってきていると大きく報道されている。

サムスン電子に続いて現代(ヒュンダイ)自動車も四半期利益が大幅減益となるなど、ウォン高で輸出企業の業績低迷が表面化したことへの悲鳴にも聞こえる。
韓国銀行(中央銀行)は政策金利を引き下げたが、ウォン安効果は限定的で、打つ手は少ない。
一方で株価の下落は止まらず、外国人投資家が資金を引き揚げる「セル・コリア(韓国売り)」現象が加速しかねない状況だ。

JPY一方、左記は円安を表したものです。1US$=80円から108円へと35%も安くなっている。

「輸出企業の利益が円安のために悪化する恐れがある」

 ロイター通信によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は政策を担当する側近らとの協議でこう述べたという。

円とウオンとの為替レートでみると、1円=15ウオンが10ウオンまで高くなっいる。1万円で輸出していた場合、15万ウオンだったものが10万ウオンしか手に入らない。5万ウオンの損出だ。

日本と韓国の輸出上位100品目のうち55品目がバッティングしているとされ、円安ウォン高が進むほど日本が有利になる構図だ。
韓国では財閥系企業が寡占状態にあるため、サムスンなど上位企業の業績悪化は国家経済を直撃する
26日産経デジタル

朴大統領の悲鳴もうなずけますね。

韓国経済はこのまま黄昏を待つしかないのか???

歴史問題で日本の悪口ばかり言ってきた韓国だが、日本に応援を得る時代となってきたようだ。


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