「ステキな金縛り」を観たのを機会に「スミス都へ行く」をDVDで観た。
フランク・キャプラ監督の映画では「素晴らしき哉、人生!」はDVDも持っているし、何度も観ている。
「スミス都へ行く」は、ひょんなことから議員になった主人公が政治の腐敗、大人の妥協と闘う物語。
大人になると汚い世界も「しょうがないか」と諦めてしまうところがあるかもしれない。現実を見て、理想を捨ててしまうこともあるかもしれない。
主人公がひたすら反対勢力の中、一人で闘う姿は涙ものであった。
主人公(ジェームス・スチュワート)の秘書を演じたのがジーン・アーサー。
この人は「シェーン」で開拓者の妻を演じていてそれも凄く魅力的だったが、この映画でもそれに並ぶぐらいのフェロモンが発散しまくっている。
古き良き時代のアメリカ映画。
三谷幸喜がこの映画を愛した理由は俺にもわかる。こんないい映画に巡り会わせてくれてありがとう!