いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

君が代斉唱不起立訴訟 別名国旗国歌判決

2012年01月17日 | エッセイ

卒業式などで国旗(朝日新聞や毎日新聞は「国旗」と言わず「日の丸」という)に向かって起立しないで、国歌(朝日新聞や毎日新聞は「国歌」と言わず「君が代」という)を斉唱しなかった先生に対し、東京都が停職・減給、戒告を行ったのは違法かどうか、今回の最高裁の判決骨子は、

「起立斉唱の命令に従わなかったので厳重注意をした。これは妥当」

しかし

「減給以上の処分はやり過ぎ」

という訳だ。

 

これに対して、各新聞の見出しは以下の通り。

朝日新聞 「教員の減給・停職は慎重に」

毎日新聞 「減給以上慎重に」

読売新聞 「停職・減給は重過ぎ違法」

産経新聞 「悪質違反は厳しく処分を」

読売を除いてほぼ予想通り。

しかしその読売も、見出しは最高裁の判決事実を伝えただけであって、社説では「学校の秩序を著しく害する行為を重ねたら停職は当然だ!」と書いている。

相変わらず朝日・毎日が「行き過ぎ処分は駄目」、読売・産経は「より厳しい処分を」という構図だな。


訴訟を起こしていた先生は171人もいた。

この先生たちは、卒業式で生徒が校歌を歌うのを拒否したらどう対応するんだろうか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする