いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

2013年4-6月期ドラマ感想

2013年06月26日 | エッセイ

テレビドラマってほとんど見ないのだが、この3か月はいくつか見た。

 

確証」・・・榮倉奈々の服がお洒落だった。

ガリレオ」・・・吉高由里子の声が耳障りだった。

鴨、京都へ行く」・・・松下奈緒のボンバー体操を見るのが楽しみだった。

家族ゲーム」・・・忽那汐里の目が大きかった。

潜入探偵トカゲ」・・蓮佛美沙子は回を重ねるごとに可愛さが増した。

TAKE FIVE」・・・松雪泰子は相変わらず綺麗であった。

35歳の高校生」・・・新川優愛が出てなかったら見てなかったと思う。

空飛ぶ広報室」・・・水野美紀のオヤジっぷりがかっこよかった。

 

以上。

って、女優しか見てないのか!

 

まじめな感想を一つ。

上記の中で一番楽しみだったのは「空飛ぶ広報室」。

 

警察に目を向けたドラマは多いものの、自衛隊に注目したドラマは無かったと思う(50年前、同じ東芝日曜劇場で「ひとりっ子」というドラマが放映される予定だったが、いろいろな圧力により中止になったらしい)。 私たちの生活を守ってくれている自衛隊にもっと目を向けてもいいのではないだろうか。このドラマは自衛隊の本質までは触れていないものの、自衛隊を知るきっかけにはなったと思う。

新垣結衣演じる稲葉リカと、綾野剛演じる空井大祐の青春ドラマでもあるが、この二人はどちらも挫折を体験している。希望した職場に就けたが、異動により希望外の仕事をすることになった。 しかし二人はそれを受け入れ、絶望するどころか新たな希望を見出していく。 困難に直面した時、どう立ち向かうかで人間の真価が決まるとよく言われる。 このドラマは誰でも体験する挫折と、それに向き合う姿勢を教えてくれた。

二人の周りの先輩たちも素晴らしい。空井大祐の上司、鷺坂広報室室長(柴田恭平)は、あたりが柔らかくて人望があり、部下の細かな心の動きを察知するという理想の上司である。また稲葉リカの上司、阿久津ディレクター(生瀬勝久)は厳しく部下に接するが、心の中では部下の良さを理解し、組織の中で働くということがどういうことなのかを教えてくれる。この二人以外にも、毒を吐く片山(要潤)や癒し系の比嘉(ムロツヨシ)、残念な美人柚木(水野美紀)など、脇を固めるキャストが魅力的だった。

「最終回が一番よかったの、これじゃね」って息子が言った。俺もそう思う。

奇をてらって視聴率を稼ごうというドラマが多い中、こういう直球勝負は清々しい。このドラマに出会えてよかったと思う。

コメント (3)
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