いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

どっちかが100%正しくて、他方が100%悪者ってことはないんだろうが・・・

2015年10月16日 | 
日本では嫌韓本が数多く出版されている。また新聞、雑誌の記事を見る限り、韓国では慰安婦や竹島問題などで反日感情が高まっているようだ。
客観的に見てどうなんだろう、第三者から見ておかしいのはどっちなんだろう、という判断をしたくてこの本を買った。
著者は台湾に生まれ、日本と韓国をたびたび訪問していて、どちらの国にも友人がおり、精通している。
結論として、この本の中では100%日本を擁護している。おかしいのは韓国であると言い切っている。「近年、より強硬な反日国家となっている韓国の言動は常軌を逸している。そのような韓国の異常な動きに辟易してきた日本で嫌韓感情が広がっているのは理解できる。韓国の異常な言動は、日本や台湾だけでなく、世界のどの国から見ても明らかである」と記している。これが両国を知り尽くした人の意見。日本はもっと、かの国に言うべきことを言わないといけないのかもしれない。
台湾と韓国は、どちらも日本統治という歴史を経ているが、片や親日感情が非常に強く、片や反日感情が強烈である。なぜそのようになったのかもこの本からはある程度理解できる。読んでいてむずがゆくなったところもあるが、多くの人に(できれば韓国の人に)読んでほしい。
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