集落の方から、ぜんまいをいただきました。
それもしっかりと干しあげた ぜんまいです。
持つと針金のように固く、においもない。
ここまで完全な形に干しあげるのは、熟練の腕が必要です。
その方は、本当にぜんまい干しの名人(絶対そう)で
今の時期に、お宅にうかがうと、むしろが3枚、
3段階に干されたぜんまいがずらりと並んでいます。
そして、田植えの合間を縫って朝から晩まで「30分に1回」(!)ぜんまいを、
揉みこんでいきます。
天候にもよりますが、2週間くらい続けるのだそうです。
一度、揉んでいる時にお邪魔したことがあって、
作業しながらお話をしたこともありました。
ものすごい手間がかかっているから、くれるなんて「おそれおおい!」と
びっくりしてしまいました。
干しあげるのも手間なら、もどすのも手間です。
90度のお湯でひたひたにして戻し、ぬるくなったらまた水をかえて
お湯につける。この作業を4.5回繰り返します。(これで3日くらいかかります)
この画像は、ちょうど4回目のふやかし作業後のぜんまいです。
これからだし汁に入れ、煮付けていきます。
つくづく
手間がかかるなあ(笑)
「食べることを面倒なんて言っちゃいかんよ(笑)」と
冗談のように連れ合いとしゃべったりするのですが、
どこまで分かっているものやら、です。
「昔は、それこそな~んでも自給自足しとったっちゃ」
80歳すぎのお母さんがおっしゃる「自給自足」には、ものすごい重みがありました。ずしんと。
「それでも、どうにかこうにか、有難いことに命をつないでこれた」
と言われた。忘れられない言葉です。
それもしっかりと干しあげた ぜんまいです。
持つと針金のように固く、においもない。
ここまで完全な形に干しあげるのは、熟練の腕が必要です。
その方は、本当にぜんまい干しの名人(絶対そう)で
今の時期に、お宅にうかがうと、むしろが3枚、
3段階に干されたぜんまいがずらりと並んでいます。
そして、田植えの合間を縫って朝から晩まで「30分に1回」(!)ぜんまいを、
揉みこんでいきます。
天候にもよりますが、2週間くらい続けるのだそうです。
一度、揉んでいる時にお邪魔したことがあって、
作業しながらお話をしたこともありました。
ものすごい手間がかかっているから、くれるなんて「おそれおおい!」と
びっくりしてしまいました。
干しあげるのも手間なら、もどすのも手間です。
90度のお湯でひたひたにして戻し、ぬるくなったらまた水をかえて
お湯につける。この作業を4.5回繰り返します。(これで3日くらいかかります)
この画像は、ちょうど4回目のふやかし作業後のぜんまいです。
これからだし汁に入れ、煮付けていきます。
つくづく
手間がかかるなあ(笑)
「食べることを面倒なんて言っちゃいかんよ(笑)」と
冗談のように連れ合いとしゃべったりするのですが、
どこまで分かっているものやら、です。
「昔は、それこそな~んでも自給自足しとったっちゃ」
80歳すぎのお母さんがおっしゃる「自給自足」には、ものすごい重みがありました。ずしんと。
「それでも、どうにかこうにか、有難いことに命をつないでこれた」
と言われた。忘れられない言葉です。
柿の葉を摘みとる、洗う、茹でるそして干すと工程は簡単なのですが、作業はなかなか手が掛かりました。特に干す工程は、重なった葉を一枚一枚ほぐさないと、湿度の高い佐渡ではなかなか乾燥しにくくて、これはなかなか手間の掛かる仕事であることを体感しました。
百聞は一見にしかず、といったところですかね。
我が家には柿の木がないので作っていませんが
スギナ茶とかドクダミ茶とかもできるそうです。
(味が好みでないので、もう作っていないのですが)
作るのが難しいわけではありませんが、やはり
常に気にかけていないといけないので面倒ですよね。
葉っぱを干していると何度か(というか何日も?)
夜に取り込むのを忘れてしまいました。
少しずつこの手間がりやの部分をなおしていきたいものです。