ついにできました!
2016年のカレンダー!しまやさんのお仕事で、今年もやらせてもらいました。
全イラスト、描きおろしです!
こんな感じの雰囲気のカレンダーです。
あ~やっとできた!という感じで、
完成した喜びは、もうたとえようがないです。
今回のカレンダーのテーマは佐渡の伝統芸能です。
佐渡人でなければ描けないもの、そんなオリジナリティーの強さを感じられるカレンダーになったらなあ、と。
前年のカレンダーは、年間行事をテーマにしていたのですが、今年はまた違うテーマに挑戦したいと思いました。
描き始めて、わかっていたつもりですが、伝統芸能というテーマの深さ、大変さに、かなりしんどい想いもしました。
でも、できた!とにかく嬉しいです。
今回は、簡単な解説を。
こちらは、自分の中では大切な1枚になったイラスト。(原本はA4サイズです。)
佐渡の正月時期の芸能「はりごま」です。
これは、私が後継者として、演じさせていただいている芸能でもあるので、思い入れもひとしお。
描きながら、
演じることと描くことの違い
をものすごく感じました。
違うのは、もちろん当たり前、なのですが、それを、こんなに深く深く、感じることは、
なかなかないんじゃないかな、と(笑)
こちらは下書き。
ここに行くまで、実は何回も描き直しをしました。
はりごまには、いくつも、キメのポーズがあるのですが、どれが一番いいかが定められず、迷いましたね~。
最もキメ!なポーズは、春駒にはあるのですが、それをカレンダーに描くのは
わざとらしくはないか?
一心不乱に踊っているところも、かなり絵になるぞ?とか、何回も悩み思いつつ、
下書きを決定しました。
あと、「お面」は、かなり難しかったです。
何故なら、一定した形がないから。
春駒を演じる人によって、お面の顔が微妙に異なるので、さらにお顔が少々まがった面でもあるので、
整った顔を描くよりも数倍難しかったです。
色づけでは、今回いつも使っている絵の具の中で「黒」をはじめて使いました。
はじめて!?と自分でも驚くくらいですが、10年以上使っている絵の具なのですが、
黒を使うのは、はじめてでした。
いつも、黒系のものは「紺」を使ったり、「茶色」を使ったり、茶色と赤を混ぜて作ってみたり、と
工夫してみたのですが、今回は伝統芸能というものに対しての畏敬の念をこめて、
はじめて「黒」を使いました。
そして、「黒」という色がもつ、重さ、深さ、をしみじみ感じました。
「黒、すごい!」と。(笑)
黒を塗った時と、そうでない時との画のハリ、芯がまったく異なる絵になったので、
すごくすごく嬉しかったのです。
(かなり個人的な想いが強いお話ですみません)
もう、本当に嬉しくって、絵を描く人でもない夫に「こうでこうで、こうなったよ~!」と狂喜乱舞して
伝えてしまいました。
夫「そうかよかったね~」と、お母さんと子ども、みたいな図です(笑)
実際のカレンダーでは、イラストを少々トリミングしています。
そのほうが、はりごまのダイナミックさが伝わるだろう、という夫のアドバイスをうけて、です。
あ~、簡単にかくつもりが、、1枚でこんなに(笑)
またかかせてください。
※このカレンダーは、しまやさんでクリスマスケーキ(お菓子)を3000円以上のお買い物をされた方にプレゼントされます。
数量、期間共に限定品で、なくなりしだい終了です。
※イラスト画像の無断転載は禁じます。よろしくお願いします。
2016年のカレンダー!しまやさんのお仕事で、今年もやらせてもらいました。
全イラスト、描きおろしです!
こんな感じの雰囲気のカレンダーです。
あ~やっとできた!という感じで、
完成した喜びは、もうたとえようがないです。
今回のカレンダーのテーマは佐渡の伝統芸能です。
佐渡人でなければ描けないもの、そんなオリジナリティーの強さを感じられるカレンダーになったらなあ、と。
前年のカレンダーは、年間行事をテーマにしていたのですが、今年はまた違うテーマに挑戦したいと思いました。
描き始めて、わかっていたつもりですが、伝統芸能というテーマの深さ、大変さに、かなりしんどい想いもしました。
でも、できた!とにかく嬉しいです。
今回は、簡単な解説を。
こちらは、自分の中では大切な1枚になったイラスト。(原本はA4サイズです。)
佐渡の正月時期の芸能「はりごま」です。
これは、私が後継者として、演じさせていただいている芸能でもあるので、思い入れもひとしお。
描きながら、
演じることと描くことの違い
をものすごく感じました。
違うのは、もちろん当たり前、なのですが、それを、こんなに深く深く、感じることは、
なかなかないんじゃないかな、と(笑)
こちらは下書き。
ここに行くまで、実は何回も描き直しをしました。
はりごまには、いくつも、キメのポーズがあるのですが、どれが一番いいかが定められず、迷いましたね~。
最もキメ!なポーズは、春駒にはあるのですが、それをカレンダーに描くのは
わざとらしくはないか?
一心不乱に踊っているところも、かなり絵になるぞ?とか、何回も悩み思いつつ、
下書きを決定しました。
あと、「お面」は、かなり難しかったです。
何故なら、一定した形がないから。
春駒を演じる人によって、お面の顔が微妙に異なるので、さらにお顔が少々まがった面でもあるので、
整った顔を描くよりも数倍難しかったです。
色づけでは、今回いつも使っている絵の具の中で「黒」をはじめて使いました。
はじめて!?と自分でも驚くくらいですが、10年以上使っている絵の具なのですが、
黒を使うのは、はじめてでした。
いつも、黒系のものは「紺」を使ったり、「茶色」を使ったり、茶色と赤を混ぜて作ってみたり、と
工夫してみたのですが、今回は伝統芸能というものに対しての畏敬の念をこめて、
はじめて「黒」を使いました。
そして、「黒」という色がもつ、重さ、深さ、をしみじみ感じました。
「黒、すごい!」と。(笑)
黒を塗った時と、そうでない時との画のハリ、芯がまったく異なる絵になったので、
すごくすごく嬉しかったのです。
(かなり個人的な想いが強いお話ですみません)
もう、本当に嬉しくって、絵を描く人でもない夫に「こうでこうで、こうなったよ~!」と狂喜乱舞して
伝えてしまいました。
夫「そうかよかったね~」と、お母さんと子ども、みたいな図です(笑)
実際のカレンダーでは、イラストを少々トリミングしています。
そのほうが、はりごまのダイナミックさが伝わるだろう、という夫のアドバイスをうけて、です。
あ~、簡単にかくつもりが、、1枚でこんなに(笑)
またかかせてください。
※このカレンダーは、しまやさんでクリスマスケーキ(お菓子)を3000円以上のお買い物をされた方にプレゼントされます。
数量、期間共に限定品で、なくなりしだい終了です。
※イラスト画像の無断転載は禁じます。よろしくお願いします。
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