目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

みつろうロウソクのあったかさ

2007年02月27日 | えこな記事
一時期、みつろうロウソクを方々探したけれど見つからなかった~
ということをブログに書いたことがありました。

それを読んでくれた知人がみつろうロウソクをプレゼントしてくれました。
「ちゃんとアンテナはっている人は、すぐに見つけ出せるのね」
と思っていたら、
その方の働いているナチュラルショップの看板商品なんだとか。
「ロウソクが看板商品」っていうところが、いろんなことを暗示しているような
気がして、一人嬉しくなりました。

早速その日のうちに1本つけてみました。
きゃいきゃい、とはしゃぎながら点けて、しばらくしたら沈黙。

「・・・きれいだねえ」と。

気のせいかもしれませんが、なんか火の質が違うというか
一般のロウソクよりも、照らし具合が大きいような気がして
この明かりなら、手紙を書くのも苦になりません。
むしろまぶしいくらい(笑)
この明かりで、手紙を3枚書きました。

ロウソクは、都市の中での唯一の夜の自然光かもしれませんね。

そうだとしたら、韓国の原発反対デモでロウソクを灯すのもわかるし、
(韓国に核処理施設を建設しようとしていることに対し、1万人の人間が
連日夜にデモを行っているらしいです)
アメリカの戦争反対のデモで、皆がロウソクを灯すのもわかるような気がします。

とある、70年代のアメリカ漫画のセリフ。
おばあちゃんがマンションの家の中から幼い2人の子どもに、
戦争反対のデモ行進を静かにみせている。
皆がロウソクを灯して静かに歩いているのを見せて、微笑んでこう言う。

「ごらん、きれいだろう」
「この明かりがきれいなのは、皆が自分の罪に気づいて、
 そこから逃げなかったからだよ」
「覚えておおき、アメリカの最もきれいな夜だよ」


みつろうロウソクは、質がいいからでしょう、
小さなものだと30分で消えました。
夜の明かりが貴重だと思ったのは、はじめてでした。









コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありがとうございました (たー)
2007-02-27 13:53:01
エスライフ昨日届きました。ますますおもしろくなってきましたね。楽しみましたよ、本当にありがとう!  みつろう、やさしい光で私も好きです。よく外国の田舎で見つけては買っていました。自分で作ってみたいと思うのですが養蜂しないと、できないんでしょうねえ。
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Unknown (たーさんへ)
2007-02-28 09:35:24
エスライフ、見てくださってありがとうございます。たーさんのコメント、好評です(笑)これいいね、って言ってもらいました。
蜜蝋ロウソク、外国ではポピュラーなのでしょうか。
蜜蝋は日本ではあんまり知られていないので、いつか植物油でロウソク作ってみたいと思っています。
佐渡なら南佐渡で、椿がいっぱいあるから椿油で作るとか、いろいろ計画中です。
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