カレーのための畑？

我が家の小さな畑は満員御礼とばかりに、植物であふれかえっています。
今年で３年目の畑には、去年、種から育てた玉ねぎと、
この間の雨で芽がでたじゃが芋が植わっています。

昨日、土の温度もあったかくなってきたので、
ようやく人参の種を植えました。
これでカレーライスのための野菜が3種そろいました（笑）
この野菜でできたカレー（たぶん、今年の秋くらい）は美味しいだろう、と
思います。

人参は水はけがよいことと、土を細かくすることが必須なので
何度も丁寧にクワで耕し、
保温効果のあるクンタン（籾殻を炭にしたもの）を種をまいたあとに
しきつめてやります。
種とあわせて800円（笑）もした人参の寝床つくり。

お店で買うほうが安い、という理屈は
これからも通用するのかしら、と笑ってしまいました。

小さい畑には、このほかに、アスパラガスとルバーブと、りんごの木と、
種を採取するための大根が植わっています。

「堆肥代わりになるかも？」と、山の中のきれいな小川に沈んでいる
落ち葉まじりの泥を一輪車いっぱいに運んだものを
別の畝に混ぜてみました。
いろんな実験をやっている畑です。

自給するにはまだまだ、努力が足りないミニ畑ですが、
いつかもっと広い畑も耕せるように、体力つけたいです。

…と言っているそばから、激しい筋肉痛になってしまいました。
３週連続の筋肉痛です。太ももとふくらはぎと、腕のつけ根。
「やせるかな」と訪ねたら
「コラーゲンをいっぱいとれば、筋肉になる」と言われ、
豚肉を食べてしまいました。
この生活なら、やせるよりも筋肉つけるほうが絶対お得ですから！


種を植えている連れ合いの姿が、なんとなくカレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」の
表紙に似ているように思って、撮ってみました。
植物からみの本で、一等好きな本です。