朝食パン、つくりだめ

明日の朝食パンがなくなってしまった～、米もなくなってしまった～
…ということで、
戸棚の中の小麦粉やバターをとりだしてパンを作ることにしました。

「田舎に住んでいるんですもの！パンを作るなんてもうおちゃのこさいさいよ！」…とは絶対言えない私は、一度に大量に作ってわずかでも手間を省かせようとがんばっています。

全部でロールパン20数個分。
今回は国産小麦＆こだま酵母という東京のナチュラルショップで買った（立派気な）酵母で作ってみました。

生地を休ませる時間なんかを入れると午後いっぱいかかりますが、
一回目のベンチタイムには竹刈りを、
二回目のベンチタイムには風呂焚きを、とやっていれば、
あっという間にできあがるものです。
もしかしたらパン作りが総時間として時間がかかるのは、
昔のパンを主食としていた国のお母さん達は、なんだかんだ言って家事に
時間をとられてしまうせいではないかしら、と思いました。

さらに、家事をやっていてついパン生地をふくらませすぎた、という失敗もきっと
何度となく繰り返したのではないかな、と思ったりしました。

（自分的に）バイブルの、アメリカ西部開拓民の物語「大草原の小さな家」
シリーズでは、母さんが一週間分のパンを焼く日がありました。
日々の生活そのものが憧れそのもの、という感じで描かれていたあのシーン。
あれに（少しは）似ているかしらん、とひとり空想（笑）


出来上がったパンは、朝これも手作りのキウイのジャムと一緒に食べています。
連れ合いがキウイアレルギーなので、去年沢山作ったジャムを、まだ食べきっていない状態、だけど生キウイは今年も沢山いただいて…という状態です（笑）

パンのほうは素朴でもそっとした味わい。
一口目はさほど美味しくないけれど（笑）かんでいるとまあまあ美味しくなってくる代物です。
連れ合いが「もっと食べたい」と言ってくれると、
本当に作った甲斐があるというものです。

いつでも作ってあげられないけれど、時々作ってあげよう！かな～…と思う
今日この頃です。