おおい原発の再稼動に福井県知事が同意をしました。
国民の8割が反対している中(すごい数ですね、本当に)での強行ですから、
やはり異質な決断に思えます。
5月11日の新潟日報では、
東京電力は、15年9月までに刈羽柏崎原発7基全ての原発を再稼動をさせたいとして、
出来る限り早く知事に説明をしにいく、という記事がありました。
それに対し、
新潟県知事の泉田氏は、
東電が柏崎刈羽原発の再稼動を前提としているなら会う意味はない」と、
一貫した姿勢を見せています。
脱原発新潟県弁護団が7月12日午前10時より新潟地方裁判所で、
原発差し止め訴訟を行います。
トップ写真は弁護団によるデモ行進
福井県では、大飯原発再稼動に反対し、妙通寺というお寺の住職さんが断食を始められました。
県知事というトップを含む、多くの人間が原発に対し、
純粋な「恐怖心」を、行動でもって示していることを無視し、
電力会社はこれでもか、と勢力を強めています。
とにかく「動かせ、動かせ」の一点張りの姿勢には
人の心を完全に無視した末にうまれる「脅威」のようなものすら感じます。
おおい原発の再稼動意志表明によって、
関西電力の株をもつ会社(日本生命をはじめとする大企業)の株価が
急激に下落しています。
常に「原発を稼動させなくては経済活動が成り立たなくなってしまう」と言っているのですから、現状は発言と明らかに矛盾しているのですが。
こうなると、経済活動とも安全保障とも違う、
動かすための理由があるようにすら思えてきます。
それについて、先日の今井一講演会では、
「何故、今の首相は(脱原発に)シフトしようとしないのか」という会場からの質問に
「過去から学ぶ姿勢を持つことができない」人なのだと言い、
そして、一方でこうも言っていました。
「実際のところ再稼動をすることで、
大きなメリットというものはあの人自身(首相のことですね)にはないのです。
それでも再稼動するのは、首相自身、再稼動させることこそが自分自身の使命と
強く信じ込んでいるところがある」のだそうです。
つまり、私達が原発を「廃炉」させ、脱原発の道を歩むことこそが「道理」と信じているように、
首相自身、再稼動させることが「正義」になっているというのです。
「正義」対「正義」。
こんなやっかいなものはありません。
しかし、それならばまた立っている精神的なステージは同じともいえるのでしょうか。
野田首相さんが、どんなところから「再稼動こそ使命」としているのか、
それはわかりません。
本当にそうならば、反対の声をあげればあげるほど逆効果なのかもしれません。
だけど、声をあげ、「脱原発しなくては、未来はない」と今こそ強く
言わなくてはいけないと思っています。
守るべきものが私達の場合、
今抱いている子どもの命であり、将来であり、
それはつきつめれば、今日乳あげている私が今たべる「ご飯」が
危機にさらされているということですから。
それは「偽善」でも「エコ」でもなんでもない、
義務にも近い、人間として肯定されるべき「本能」です。
関西電力の主力株主企業の一覧表がグリーンピースHPで公開されています。
わたしたちの保険料、貯金が原発を支えている事実があります。
自分の銀行が、どこでどのプロジェクトに融資をしているか、普段あまり気にかけない人が
ほとんどだと思います。
でも、自分のお金が武器製造に回って、それがどこかの紛争地区で罪のない子供に向けられるとか、
自分のお金がウラン濃縮のための設備に使われているとか、
そんな事実に目をむけ、口座を移設するのもひとつの原発への「NO」だと思います。
東京都品川区に本社を置く城南信用金庫が「脱原発」宣言をしたニュースは当時大変話題になりました。
こんな銀行がひとつでも増えてくれることを願っています。
関西電力主力株主は以下の通りです。
あなたの貯金をあずけているところもあるかもしれません。
•大阪市
日本生命
神戸市
関電従業員持株会
みずほコーポレート銀行
三井住友銀行
東京三菱UFJ銀行
三菱UFJ投信株式会社
フィデリティ投信株式会社
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
野村アセットマネジメント株式会社
三井住友アセットマネジメント株式会社
大和証券投資信託委託株式会社
DIAMアセットマネジメント株式会社
東京海上アセットマネジメント投信株式会社
日興アセットマネジメント株式会社
しんきんアセットマネジメント投信株式会社
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
以下のウェブ・サイトでは、
世界の著名銀行がどのくらい原発関連企業に融資をしているかを見ることができます。
http://www.nuclearbanks.org/
例えば、ワースト銀行第7位に入っているドイツ銀行の融資先には、
アレバ(Areva、仏)、東京電力、ブリティッシュ・エネルギー(British Energy、英)、
ジェネラル・エレクトリック(General Electric、米)、エーオン(E.on、独)などが
挙げられています。
日本からも、東京三菱銀行が11位、みずほ銀行が12位、
三井住友銀行が17位にランキング入りしています。
参考HP「みどりの1kwh」
保険をこうした視点でとらえ、解約するというのもいいですね。
ひとりが今できることを。
昔からもっていた三井住友銀行の口座を解約しようとしたのですが、
ネットではいけどもいけども解約方法にたどりつけない!
さすが大手企業!
国民の8割が反対している中(すごい数ですね、本当に)での強行ですから、
やはり異質な決断に思えます。
5月11日の新潟日報では、
東京電力は、15年9月までに刈羽柏崎原発7基全ての原発を再稼動をさせたいとして、
出来る限り早く知事に説明をしにいく、という記事がありました。
それに対し、
新潟県知事の泉田氏は、
東電が柏崎刈羽原発の再稼動を前提としているなら会う意味はない」と、
一貫した姿勢を見せています。
脱原発新潟県弁護団が7月12日午前10時より新潟地方裁判所で、
原発差し止め訴訟を行います。
トップ写真は弁護団によるデモ行進
福井県では、大飯原発再稼動に反対し、妙通寺というお寺の住職さんが断食を始められました。
県知事というトップを含む、多くの人間が原発に対し、
純粋な「恐怖心」を、行動でもって示していることを無視し、
電力会社はこれでもか、と勢力を強めています。
とにかく「動かせ、動かせ」の一点張りの姿勢には
人の心を完全に無視した末にうまれる「脅威」のようなものすら感じます。
おおい原発の再稼動意志表明によって、
関西電力の株をもつ会社(日本生命をはじめとする大企業)の株価が
急激に下落しています。
常に「原発を稼動させなくては経済活動が成り立たなくなってしまう」と言っているのですから、現状は発言と明らかに矛盾しているのですが。
こうなると、経済活動とも安全保障とも違う、
動かすための理由があるようにすら思えてきます。
それについて、先日の今井一講演会では、
「何故、今の首相は(脱原発に)シフトしようとしないのか」という会場からの質問に
「過去から学ぶ姿勢を持つことができない」人なのだと言い、
そして、一方でこうも言っていました。
「実際のところ再稼動をすることで、
大きなメリットというものはあの人自身(首相のことですね)にはないのです。
それでも再稼動するのは、首相自身、再稼動させることこそが自分自身の使命と
強く信じ込んでいるところがある」のだそうです。
つまり、私達が原発を「廃炉」させ、脱原発の道を歩むことこそが「道理」と信じているように、
首相自身、再稼動させることが「正義」になっているというのです。
「正義」対「正義」。
こんなやっかいなものはありません。
しかし、それならばまた立っている精神的なステージは同じともいえるのでしょうか。
野田首相さんが、どんなところから「再稼動こそ使命」としているのか、
それはわかりません。
本当にそうならば、反対の声をあげればあげるほど逆効果なのかもしれません。
だけど、声をあげ、「脱原発しなくては、未来はない」と今こそ強く
言わなくてはいけないと思っています。
守るべきものが私達の場合、
今抱いている子どもの命であり、将来であり、
それはつきつめれば、今日乳あげている私が今たべる「ご飯」が
危機にさらされているということですから。
それは「偽善」でも「エコ」でもなんでもない、
義務にも近い、人間として肯定されるべき「本能」です。
関西電力の主力株主企業の一覧表がグリーンピースHPで公開されています。
わたしたちの保険料、貯金が原発を支えている事実があります。
自分の銀行が、どこでどのプロジェクトに融資をしているか、普段あまり気にかけない人が
ほとんどだと思います。
でも、自分のお金が武器製造に回って、それがどこかの紛争地区で罪のない子供に向けられるとか、
自分のお金がウラン濃縮のための設備に使われているとか、
そんな事実に目をむけ、口座を移設するのもひとつの原発への「NO」だと思います。
東京都品川区に本社を置く城南信用金庫が「脱原発」宣言をしたニュースは当時大変話題になりました。
こんな銀行がひとつでも増えてくれることを願っています。
関西電力主力株主は以下の通りです。
あなたの貯金をあずけているところもあるかもしれません。
•大阪市
日本生命
神戸市
関電従業員持株会
みずほコーポレート銀行
三井住友銀行
東京三菱UFJ銀行
三菱UFJ投信株式会社
フィデリティ投信株式会社
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
野村アセットマネジメント株式会社
三井住友アセットマネジメント株式会社
大和証券投資信託委託株式会社
DIAMアセットマネジメント株式会社
東京海上アセットマネジメント投信株式会社
日興アセットマネジメント株式会社
しんきんアセットマネジメント投信株式会社
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
以下のウェブ・サイトでは、
世界の著名銀行がどのくらい原発関連企業に融資をしているかを見ることができます。
http://www.nuclearbanks.org/
例えば、ワースト銀行第7位に入っているドイツ銀行の融資先には、
アレバ(Areva、仏)、東京電力、ブリティッシュ・エネルギー(British Energy、英)、
ジェネラル・エレクトリック(General Electric、米)、エーオン(E.on、独)などが
挙げられています。
日本からも、東京三菱銀行が11位、みずほ銀行が12位、
三井住友銀行が17位にランキング入りしています。
参考HP「みどりの1kwh」
保険をこうした視点でとらえ、解約するというのもいいですね。
ひとりが今できることを。
昔からもっていた三井住友銀行の口座を解約しようとしたのですが、
ネットではいけどもいけども解約方法にたどりつけない!
さすが大手企業!
私はネットのトップ記事や週一回程度の新聞しか見ませんが、その手の情報は目にしませんでした。万規模だとはびっくり。東京は反対運動は低迷していたのだと思いましたが、そうではないのね。ちょっと嬉しいです。
今日のデモは10万人こえです
ブログを見てくれている人のために。
ニュースの全文を載せさせてもらいます。
原発再稼働反対を訴える抗議活動が6月22日、総理大臣官邸前で行なわれ、主催者発表で4万5,000人が集まった。
デモを主催する首都圏反原発連合によると、同活動は毎週金曜日の夕方に総理大臣官邸前(東京・永田町)の周辺で行なわれており、抗議活動が開始された当初は300 人だった参加者は、回を追うごとに増え、6月22 日には4万5000 人が集結するに至った。
デモは18時から開始されるため、仕事を終えた会社員なども参加しやすく、ツイッターやFacebookなどで呼びかけが広がり、きょう(29日)には、過去最大規模となる10万人が参加する見込みとなっている。
明日は新宿です!!
10万人優に超えたんだね。
おおい原発は稼動したけれども、この動きが継続してくれることを心から望みます。
簡単に世の中は変わらないけど、声をだし続けることをやめないでほしい、と思っています。