タイトルにひかれて読んだ本です。
料理研究家の高山なおみさんの、本当に普通の日常を書き綴った日記風エッセイです。
何気なく読んだのですが、共通する感覚が多くとても好印象でした。
コンビニ弁当は悪くない、と言いつつあえて「仕事が忙しくて、夕食はコンビニ弁当か外食ですましてしまうのが日課の人は、
料理を作らないから、くだびれもひとしおなのではないだろうか」と、自転車をこぎながら思ったりなどしたり、
「野菜を触っているだけで元気になってくるというのは本当です。
野菜は、まぐれもなくちいさな自然だから」とゆるく断言しているところはとてもストレートで気持ちいいです。
(料理をしたほうが元気になれるっていうのは本当だと思います。
それが例えば卵ごはんひとつだけでも、のりをパックからあけて皿に並べるだけでも)
さらに、電子レンジでパンを作るというレシピを作った人に対し、
強く疑問を持ち(その感覚を「どひぇー」としか表現していないのだが)
「世の中の多くの人々は、料理をしたくないから、手間を省いて簡単にすませたいと思っているのだろうか。
料理はしたいんだけれど、面倒なのはいやなのだろうか。うーん、どっちも根元はおんなじか?」と強い嫌悪感を、これもまたゆるく吐き出しているところもいいです。
順序としては逆ですが、この本を読んで、この人の料理本も読んでみたいなあと思いました。
ゆるい本だけに、ゆるやかに色々と教わりました。
これも非常に間接的だけれど、エコにつながるように思えました。
料理研究家の高山なおみさんの、本当に普通の日常を書き綴った日記風エッセイです。
何気なく読んだのですが、共通する感覚が多くとても好印象でした。
コンビニ弁当は悪くない、と言いつつあえて「仕事が忙しくて、夕食はコンビニ弁当か外食ですましてしまうのが日課の人は、
料理を作らないから、くだびれもひとしおなのではないだろうか」と、自転車をこぎながら思ったりなどしたり、
「野菜を触っているだけで元気になってくるというのは本当です。
野菜は、まぐれもなくちいさな自然だから」とゆるく断言しているところはとてもストレートで気持ちいいです。
(料理をしたほうが元気になれるっていうのは本当だと思います。
それが例えば卵ごはんひとつだけでも、のりをパックからあけて皿に並べるだけでも)
さらに、電子レンジでパンを作るというレシピを作った人に対し、
強く疑問を持ち(その感覚を「どひぇー」としか表現していないのだが)
「世の中の多くの人々は、料理をしたくないから、手間を省いて簡単にすませたいと思っているのだろうか。
料理はしたいんだけれど、面倒なのはいやなのだろうか。うーん、どっちも根元はおんなじか?」と強い嫌悪感を、これもまたゆるく吐き出しているところもいいです。
順序としては逆ですが、この本を読んで、この人の料理本も読んでみたいなあと思いました。
ゆるい本だけに、ゆるやかに色々と教わりました。
これも非常に間接的だけれど、エコにつながるように思えました。
わたしも、意外だったのですが、
いまのスーパーにはありとあらゆるお惣菜が
並んでいて、みなそれを普通に買っていく。
それが当たり前。
その感覚にびっくりしました。
誰が作ったかもわからない、
どんな調味料や、どんな素材を使ったかも
わかりません。
理想論ですが、やはり誰かのために(あるいは
自分のためにでも)、自分で素材を見て、
調理して食べること、が当たり前になったら
素敵だなぁと思うのでした。
いただいたコメント、ホントその通りだと思います。
食べるの作るのは、生活とか生きるのの基本の基本だと思います。
無理そうに思えても、それなりに努力すれば、消去法でも何かよい方法が見つかるもんですしね。
スーパーのお惣菜に自分なりに手を加えるっていう方法でもよいと思うし、コンビニの弁当に自分で作った漬物添えるでもよいと思うのです。
忙しいのを言い訳にするのが「当たり前」になってしまうのも変だと思うし、誰かのために料理を作ることが「理想論」になっちゃうのも変だなあ、と思ってしまうわけです。(あやちゃんは理想論っていうのをすごく丁寧に言ってくれたんだと思う)
あ!語ってしまった!
今日もちょこっと料理を作ってきたのですが、
やはり幸せですね。
みなさんにもこの幸せを感じて欲しいです。
恥ずかしながら、結婚してからよく料理をするようになって、「作る幸せ」と「食べさせてもらえる幸せ」を両方感じられるようになりました。
確かに体調が優れないときや、身も心もくたくたの時は楽な方法を選ぶんですが、やっぱりがんばって作ったほうが何はどうあれ絶対においしいって感じますね。たとえうまく作れなくても。
私の大好きな料理研究家の栗原はるみさんは、
「ひとりのときや家族につくるときにこそ手を抜かずに料理をする」という理念を持ってらしてすごく感心しました。
料理研究家の人たちのように発想や技術は持ち合わせていなくても、一番根っこの部分はきちんと見習っていかなきゃなと思います。
葬式の後にスパゲティ作ったらえらく感激されました。自分的には結構普通だったのですが、そういうのもあるかもしれません。
料理研究家さんも普通の主婦もほとんど変わりないかもしれませんね。
コメントしちゃいました。
高山さんの作るお料理のレシピもとっても美味しいですよ。素材の持っている味をそのまま活かした
シンプルな調理が多くて私は大好きです。
「料理で出てきた生ゴミはたまたま食べられない部分だから捨てられてしまうだけで、汚くないんです」
というようなことを仰っていたことがあって、
とても素敵な方だと思いました。
エコ、という言葉を意識することなく、
いろいろなもののつながりを
分かっていらっしゃる方だなあと思いました。
ストレートな表現というか、生活している人としての視点でもって料理の本質を表現しているんだろうな。
作家でないからこそできることですね。
読んでみたいです。
日々ごはんは現在も高山なおみさんの
HP上で続いていて、見られますよ。
http://www.fukuu.com/
本は9巻まで出ているみたいですね~スゴイ。