今日は筍ご飯

宿泊されている方の人数が多いと、やはり午前の早いうちから昼食の準備にかかります。
この日の昼食は筍ご飯でした。
初物です！
料理長（集落のお母さん）が前の日のうちにアク抜きをしてくれた筍を山ほど
入れた混ぜご飯がメインの昼食でした。

「ああ～、今は筍の時期だったっけ～」とこの間まで山菜をとりに
行っていたことが思い出されます。（今もワラビなどとれますけどね）

考えてみると、この時期って露地物の野菜がほとんどない
野菜の空白期間なんです。

春に野菜の種はまいたけれども収穫するにはまだもう少しかかる、
冬の貯え野菜はおおよそ食べきった、という時期。
お店でもちろん佐渡産野菜は買えるけれど、ハウス栽培のものが主体で、
露地物はあまり出回っていません。

山菜は、そんな「野菜の空白期間」を乗り切る貴重な食材だったのですね～。
お店で野菜を買っていると、そういうことも認識できませんでした。
この年まで（笑）
お店に野菜を行く機会が少ないから気づけたんだなあ。

そんなことを思いつつ筍ご飯を作っていたら、隣のおじさんが若い筍をどっさり
おすそ分けしてくれました。
なんてグッドタイミング。

早速明日にでも、アク抜きして使いましょう。
これと、畑にはえているコンフリーで、なんとかしばらく
しのぐつもりです。