目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

優しいお母さん達の会

2008年03月20日 | 日々是々
昨日は取材で佐渡をウロウロしていた日でした。
午前中は金井の中央図書館であった「絵本読み聞かせの会」にお邪魔させてもらい、
午後は吉井ふれあいセンターで開催された「おやつ探検隊」を見学させてもらいました。

「絵本読み聞かせの会」は、ゆったりのんびりムードの会でした。
お母さん達が司書さんからよい絵本を紹介してもらい、読み聞かせをしてもらう。
その後で、一人ひとりがその絵本の感想を言い合う、というもので
とってもアットホームな雰囲気で進められていました。

一冊の本を十人以上のお母さんが感想を言い合って、共有するなんて
経験は普通に中々ないことでしょうし、雑談もいつでもOKな和やかなものでした。
子連れOKな会ですから、赤ちゃんとお母さんだけでちょっと煮詰まっている、
というお母さんにもいいんじゃないかな~。

「おやつ探検隊」は、去年の春頃にこのブログでも取り上げた
国仲給食センター設立反対
のその後の流れをくんだ会ともいえる集まりです。

大規模給食センターの建設だけにとどまらない、子育てにおける悩みや不安、
そうしたお話をしあうもので(ちょっと単純化しすぎかな?)
お母さん達のお話を聞くと「なるほど、それは不安だわ~」と思える話が沢山。

給食センターを設立することで、大規模な量の給食を作ることでおこる
冷凍食品の増加、地産地消達成の困難さ、添加物の増加。
それだけでも「食こそ子どもを作るもの」と思う母にとっても不安です。

それ以外に学校で行うフッ素うがいの危険性や、押さえつけではないか?と思える学校教育への不安などなど。

でも一番の問題は、こうした不安をしっかりと聞いてくれる受け皿が
PTAにも教育委員会にも、学校の校長先生の心の中にもない、
というのが主催者の方達の共通した思いでした。

前者の会も後者の会も、本当に手弁当で
子ども達のことを本当に心から思うお母さん達の集まりです。

こうした会が設立された背景にある優しい気持ちを壊すことのないような、
そんな社会と学校があってほしい、と願わずにいられません。







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