目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

背景幕制作

2016年02月10日 | イラストのお仕事
多忙の中身その1


お芝居で使われる背景幕を描きました。

いちばんの主役的存在である巨大な「松」は、
実際の松を、夫が雪の中を、松を切って、置いてくれました。
「これを参考にするといい」と。
これは、とてもありがたかったです。



松の枝の出方が、改めてわかりました。
そうか、こういうふうに、はえているのか、と。



発見


は、いくつになっても嬉しいものです。
それが、どんなに小さなものでも。
いや、小さくはないか。


寒い寒い体育館の中で(外よりも寒く、雪は降り続け、暖房はなし)
防寒着をきこんで、座り続けて作業っていうのは
修行のようで、
でも、自分の中では、猛烈に、燃えていました。

はじめてのスタイルの挑戦でしたし、
絵筆も太かったし、で。

さらに言えば、絵に対する注文は、夫だけでなく、息子もつけてきました。

「ここに、草を、入れないといけない」とか
「松には松ぼっくりを入れてほしい」とか。
明日あさっての納期での、注文、は結構精神的にきついのですが(笑)
もっともな意見でもあったので、やりました。
息子の着眼点は、夫並みに、的確で、するどく、避けられません(笑)

4歳になりたての娘は、
「私も、やりたい」ということを言い、
夜に、おままごとをしながら、
「母ちゃんみたいに、すてきな、さくひんを、つくりたい」
と言ってくれました。

天にも舞いのぼる気持ちでしたね。

締め切りは殺人的スケジュールな中でしたので、体はボロボロでしたが、

家族全員が、自分の作品を「手伝ってくれた」ことが、嬉しかったです。

インフルエンザ大流行の時期でしたが、
かからなかったのは、間違いなく、この零下何度での作品づくりの
せいでした。




ちなみに、この背景幕は、「子持ち山姥」という演目の時に使われるものです。
ストーリーはすごすぎて、なんというか、一言で言い表せませんが、
夫も息子も、見たことあります。

ですので、余計に、意見は貴重でした。

明日あさっての納期の中での、直前までの描きいれのために、
完全に乾ききらない状態での、納品。

OKをいただけた時は心から、安堵しました。

でも、「山」はここで終わらない。

まだまだ続いています。


写真は制作始めのものですが、モノはすでに出来上がっております。
この画像とは全然違う仕上がりになりました~

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