今年もしまやさんのカレンダーを作成させてもらいました。
(新年が始まってからアピールするところが、相変わらずのんびりな私っぽいです。)
今回は、佐渡の観光名所をテーマにイラストを作成しました。
全イラストオリジナルです。
お日柄も入っているし、年中行事も入っているところがちょっとお得なカレンダーです。
今年は年中行事のところに、ぷちイラストも入っています。
さて、イラストの解説。
佐渡に在住の方ならば、おそらく皆知っている、行ったことのあるような場所ばかりを選びました。
それだけに、変なイラストは描けないなあ、と緊張しっぱなしのイラスト作成でした。
1、2月は「妙宣寺」
新潟県で唯一五重の塔のあるお寺で、日蓮さんのお弟子さんが建てられたそうです。
頂上の階にはかつて
このお寺で修行をされたお坊さんのミイラ(仏教語では何というかわからないです、すみません)が
安置されていると知りあいから聞き、その歴史の深さにしみじみ感じ入りました。
江戸時代にはミイラになるという修行は禁止されたそうですが、
命を賭して修行をしたというお坊さんがおられたという事実には、真摯に手をあわせたくなります。
本当に綺麗にお手入れされているお寺さんです。
「日野すけとも」という歴史的人物のお墓もあり、「阿新丸(くまわかまる)」が隠れたという伝説が残る松の木もあります。
源平大好きな息子が好んでエピソードを語る場所でもあります。
現在の日本では、マイナーかもしれませんが、いつまたブームになるかわかりませんね。
個人的には、非常に穴場な、名所です。
3、4月は金山の道遊の割戸、です。
家族でピクニックのイラストを描きました。
やっぱりお菓子とからめて「家族団欒」の図は描きたいのです。
お店の信念でもありますからね。お菓子で家族団欒してほしいっていう思いをお持ちのお店ですから。
家族が食している弁当をちまちま描きながら、
「あー絵の中のお母さん、一生懸命作ったのねー。
この内容なら朝の5時起きだよねー」
と変な感情移入をしていました。
リアルに目の下にクマとか描きいれたくなりました。
5、6月は大野亀のカンゾウ。
満開期は、言葉では言い表せないくらいの景色が広がります。
目の前一面が、黄色の花で埋め尽くされるなんて、現代の日本ではあり得ない風景ですよね。
本当に文字通り「桃源郷」という感じです。
それをイラストで描く、なんて本当に無謀だということは重々承知ですが、
自然の懐の大きさをかりて「描かせていただく」という面持ちで、描きました。
手を汚しまくって描きました。
個人的には、カンゾウが咲いていない大野亀も好きです。
(友人Kと一緒に風吹きすさぶ大野亀を走りまくった。青春の思い出)
7、8月はたらい舟。
なんとなく、個人的に一番気に入っているイラストです。
左側のたらい舟の傾き加減とか(笑)
たらい舟をこぐお姉さんの着物の模様とか、編笠なんかがうまく描けました(ちょっとマニアック?)
9、10月はベタすぎて恐縮ですが、朱鷺と小倉の千枚田です。
色々佐渡を象徴するイラストですね。
朱鷺は実は苦手で、何度も描き直しても描き直しても、うまく描けないんです。
でも、苦労したけれど、一番好評なイラストで嬉しかったです。
ラストは、11、12月は、小木の「宿根木」(しゅくねぎ)です。
木造建築物の、角度によって変わる微妙な色合いに苦労したのですが、
印刷で少しその微妙さが失われてしまいました。
でも満足しています。
資料や自分でも撮った画像とかたくさんあたったイラストです。
夫には、色々アドバイスをいただきましたね。
ありがとうございました。
11月は1ヶ月ずっとかかりっきりだったことが、今更ながら懐かしいです。
ご協力ありがとうございました。
クリスマスシーズンに、しまや各店舗で
3000円以上お買い上げの方に配布されていたそうです。
まだ残っていたら、もらえるかも?
手にとってくださった方、ありがとうございました!
(新年が始まってからアピールするところが、相変わらずのんびりな私っぽいです。)
今回は、佐渡の観光名所をテーマにイラストを作成しました。
全イラストオリジナルです。
お日柄も入っているし、年中行事も入っているところがちょっとお得なカレンダーです。
今年は年中行事のところに、ぷちイラストも入っています。
さて、イラストの解説。
佐渡に在住の方ならば、おそらく皆知っている、行ったことのあるような場所ばかりを選びました。
それだけに、変なイラストは描けないなあ、と緊張しっぱなしのイラスト作成でした。
1、2月は「妙宣寺」
新潟県で唯一五重の塔のあるお寺で、日蓮さんのお弟子さんが建てられたそうです。
頂上の階にはかつて
このお寺で修行をされたお坊さんのミイラ(仏教語では何というかわからないです、すみません)が
安置されていると知りあいから聞き、その歴史の深さにしみじみ感じ入りました。
江戸時代にはミイラになるという修行は禁止されたそうですが、
命を賭して修行をしたというお坊さんがおられたという事実には、真摯に手をあわせたくなります。
本当に綺麗にお手入れされているお寺さんです。
「日野すけとも」という歴史的人物のお墓もあり、「阿新丸(くまわかまる)」が隠れたという伝説が残る松の木もあります。
源平大好きな息子が好んでエピソードを語る場所でもあります。
現在の日本では、マイナーかもしれませんが、いつまたブームになるかわかりませんね。
個人的には、非常に穴場な、名所です。
3、4月は金山の道遊の割戸、です。
家族でピクニックのイラストを描きました。
やっぱりお菓子とからめて「家族団欒」の図は描きたいのです。
お店の信念でもありますからね。お菓子で家族団欒してほしいっていう思いをお持ちのお店ですから。
家族が食している弁当をちまちま描きながら、
「あー絵の中のお母さん、一生懸命作ったのねー。
この内容なら朝の5時起きだよねー」
と変な感情移入をしていました。
リアルに目の下にクマとか描きいれたくなりました。
5、6月は大野亀のカンゾウ。
満開期は、言葉では言い表せないくらいの景色が広がります。
目の前一面が、黄色の花で埋め尽くされるなんて、現代の日本ではあり得ない風景ですよね。
本当に文字通り「桃源郷」という感じです。
それをイラストで描く、なんて本当に無謀だということは重々承知ですが、
自然の懐の大きさをかりて「描かせていただく」という面持ちで、描きました。
手を汚しまくって描きました。
個人的には、カンゾウが咲いていない大野亀も好きです。
(友人Kと一緒に風吹きすさぶ大野亀を走りまくった。青春の思い出)
7、8月はたらい舟。
なんとなく、個人的に一番気に入っているイラストです。
左側のたらい舟の傾き加減とか(笑)
たらい舟をこぐお姉さんの着物の模様とか、編笠なんかがうまく描けました(ちょっとマニアック?)
9、10月はベタすぎて恐縮ですが、朱鷺と小倉の千枚田です。
色々佐渡を象徴するイラストですね。
朱鷺は実は苦手で、何度も描き直しても描き直しても、うまく描けないんです。
でも、苦労したけれど、一番好評なイラストで嬉しかったです。
ラストは、11、12月は、小木の「宿根木」(しゅくねぎ)です。
木造建築物の、角度によって変わる微妙な色合いに苦労したのですが、
印刷で少しその微妙さが失われてしまいました。
でも満足しています。
資料や自分でも撮った画像とかたくさんあたったイラストです。
夫には、色々アドバイスをいただきましたね。
ありがとうございました。
11月は1ヶ月ずっとかかりっきりだったことが、今更ながら懐かしいです。
ご協力ありがとうございました。
クリスマスシーズンに、しまや各店舗で
3000円以上お買い上げの方に配布されていたそうです。
まだ残っていたら、もらえるかも?
手にとってくださった方、ありがとうございました!
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