日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

千載一遇のチャンス

2009-05-19 | 経営改善
新型インフルエンザ蔓延の陰に隠れて
民主党代表交代と不景気報道が聞こえにくくなってきました。
烏合の衆的日本の報道姿勢がここにも現れてしまっているようです。

そんな中、相変わらず私はというと
経済や経営偏重でブログを書き綴って行きたいと思っています。

今回は、「経営の合理化、見直し」についてです。
特に中小企業においては経営の合理化はなかなか推し進め難いものの一つです。
その合理化や見直しの千載一遇のチャンスがこの不況期です。

不況期には受注が少なくなります。
受注が少なくなれば自ずと
社内の人間の時間が持余し気味になります。

この持余し気味の時間を「宝」に変えないといけないのです。
どうやって「宝」に変えるか?
先ずは大掃除です。
社内の従業員全員で大掃除を行なうのです。
中途半端な掃除ではありません。
せっかくの機会ですから不必要なものはどんどん捨てるのです。

二度とお客様から発注が来ない(廃盤製品)のに
後生大事に取ってある(忘れられている?)製品は有りませんか?
使われることの無い材料は有りませんか?
時代遅れの在庫はありませんか?
本当にその机、椅子、棚は必要ですか?

新しいから必要、古いから不必要そんな基準で判断してはいけません。
判断基準は「今必要かどうか」です。
形あるものは全て今後の経費増大の原因になるものです。
もったいないという気持ちで見始めると
大掃除はその効果を発揮することはありません。

不況期こそ社内合理化のチャンスです。
せっかくのチャンスを見逃したくはありませんね。

コメント
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