利益追求型経営の過ち

企業が適正な発展を続けるには利益追求は不可欠です。
ただし、利益追求の頭には「適正な」という言葉を付けなければなりません。
すなわち、利益追求は利益追求でも「適正な利益追求」でなければなりません。

利益を出すために従業員の首を切っても良いですか？
値段を叩いて下請け業者を泣かせて良いのですか？
安かろう悪かろうで客様に不十分な商品を売るのですか？
正社員をパート化して良いのですか？

やり方は色々ありますが
他人の犠牲の上に成り立つ利益は
公器としての会社のやるべきことですか？

足るを知る経営
長期を見渡した経営こそ経営のあるべき姿だと思います。
どこかの国の企業のように
今年の利益を出すためなら本業でさえ売ってしまうというような
愚行は経営者のやるべき経営手法ではありません。

新にお客様、地域社会、国家から必要とされるような企業
そんな企業を作り発展させることこそ
経営者に課された真の経営だと思います。