教育勅語

「教育勅語」という言葉をある方の講演録の中で聞きました。
明治23年（1890年）に発表されたもののようです。

賛否はあるようです。
ただ、このようなものがあるのだという認識を持つ必要があるように思うので
ご紹介だけしておこうと思います。


朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニヲ樹ツルコト深厚ナリ
我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此
レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス爾臣民父母ニ孝ニ
兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ
修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開
キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無
窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス
又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン
斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所
之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々
服膺シテ咸其ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ


何が書いてあるかチンプンカンプンです。
部分部分を端折って理解してみると以下の様になるでしょうか。

皇室が我が国を深く厚い徳を以って築き
国民皆が忠孝の道を持って心を一つにしてきたことは美しいものであり
また誉れでもあり、教育の根本もまたそこにあります。

国民は皆、父母に孝行し、兄弟、夫婦、友人は互いに信じ合い、
慎み深く行動し、皆に博愛の手を広げ、学問を学び手に職を付け、知能を啓発し徳と才能を磨き上げ、
世のため人のため進んで尽くし、いつも憲法を重んじ法律に従い、
もし非常事態となったなら、公のため勇敢に仕え、
このようにして天下に比類なき皇国の繁栄に尽くしていきましょう。
・・・・

なんだか忘れかけていた道徳心や博愛の心のようなものを感じさせられます。
敢えて第二次世界大戦の頃にこれを利用したことは横に置いておきたいと思います。

心に柱を持つことは大切ですね。

効果覿面（こうかてきめん）

効果覿面とは
「結果や効き目がすぐに現れるさま。
一般には都合のよい結果や効き目についていう。
「覿」は見る、示す意。「覿面」は目の当たり、目の当たりに見ること」をいうのだそうです。

少しばかり手前味噌なお話をさせて頂こうと思います。

毎朝実施している元気塾に参加されている社長様と決算の打ち合わせをさせて頂きました。
車で片道一時間の距離を何度も出てきてくださった社長様です。
その社長様が決算打ち合わせの際に開口一番
「先生が昨年秋から開いてくださった元気塾のおかげで
金融機関との交渉がうまくいきました。本当に感謝しています。」といわれました。

「どうせ無駄に寝ているかウダウダ悩んでいるばかりの朝の時間でした。
その時間に元気が出る研修をしてもらったおかげで「挑戦する勇気」がでました。
今までの自分ならすぐに諦めた金融機関との難しい交渉を
乗り切れたのも元気塾で元気をもらったからです。
本当にありがとうございました。」

なんだかすごくうれしいご報告でした。
もともと経営者様に元気でいて頂くために実施している元気塾です。
その元気塾で元気を得て経営の活力源にしていただけたことは
毎朝早くから塾を開催させてもらった私としても正に本望です。

一人一人のやる気次第と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが
誰かが切っ掛けづくりをすることも大切だと思っています。
経営者様の心にやる気という灯に火をつけることができたら
そんな素敵な事は無いと思っています。

明日からの元気塾
お越しいただくことを楽しみにしております。