晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

歴史・時代小説も奥が深い

2012年09月29日 | 読書

全4回の文学講座「歴史・時代小説を楽しむ」はそのテーマどおりに今後、本を手にするときの参考になりそうだ。第2回の植松三十里氏のHPを覗くと何冊もの時代・歴史小説を書いていた。知らなかったが以前読んだ「お龍」も彼女の作だ。書き手の本人が語っていた『彫残二人』『調印の階段』に興味がそそられた。また推理作家の森村誠一が時代もの、特に忠臣蔵のタイトルだけでも3冊書いていることも勉強不足だった。そして最終回の埼玉との関わりでは、現・春日部市出身の三上於菟吉(みかみおときち)が書いた『雪之丞変化』を最高傑作と紹介していた。随分古い本と思ったが、なるほどとうなずける話が聞けた。その高橋氏が近作では『調印の階段』とともに浅田次郎の『赤猫異聞』をお勧めと言っていたので、これもリストに。