読んではいないが前著にミリオンセラー『人は見た目が9割』がある。そこでは「見た目」というのは容姿だけでなく<身体、表情、動作、色、音、匂い等々…すべて>と書いたが短絡的に捉えた人が多かったと、この本の序章で著者は言う。では、と読み続けると、人類の歴史は“野生動物”の弱肉強食の世界であり、<目の前の動物(人間も含む)を、見た目で一瞬のうちに判断しないと、生きていけない生物なのである。>と定義する。そして、「見た目」について<人間を「市民」の部分と「野生動物」の部分に分けて考える必要がある。>その「市民」の部分の考察が本書のようである。コミュニケーション、背筋、目、距離感など自分の「姿見」に入れておく必要があるようだ。それにしても、残り1割が気になる。