晴耕雨読、山

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光りあふれる景色の中を武尊山

2018年03月16日 | 

去年から狙っていた積雪期の上州・武尊山。ぐずぐずしていると雪が溶けてしまう。この日の関東地域は20度を超える初夏のような気候。家から2時間、余裕で07:50に川場スキー場着。08:30始発のリフト2本を乗り継いで登山開始。相当昔に登った記憶は避難小屋のある別コース。今回は高低差わずか300mだが途中何度もアップダウンある初めてのルート。最初の急登は日陰で雪質固く、先行者が手間取っている。ゆっくりと10本爪アイゼン効かせて越えると目の前には剣ヶ峰山のピーク。引き続きの急登、左右切れ落ちた幅の狭い尾根道は滑落したら命が無さそう。慎重に進んでピークに。はるか先、どっしりとした武尊山が見えてきた。この後の急下降の最初、凍結箇所の氷に20年以上使用のアイゼン爪が食い込まない。前爪を蹴り込み、木の枝につかまりつつ降りる。唯一、ピッケルとヘルメットがあれば安心と思った場所だ。この先、何度か登り返して高度を上げ、最後の急坂をあえぎつつ山頂に。スキー場周辺は風速8mとあったが稜線上では、それ以上の体感。山頂はさらに風強く、眺望と写真撮り終えると直ちに往路を下山。風が穏やかなところでオニギリ、温かなお茶で体力を回復、アップダウンしながら剣ヶ峰山を登り返して戻る。往きの急登・急下降は、当然ながら帰りはその逆となる。キツかったのは今年の初登山というのもあるかもしれない。雪景色が素晴らしく良い。終盤、風も収まり春の光りをいっぱい浴びて楽しい思い出となった。2018年3月14日(水)/(関越道・沼田ICから30分、川場スキー場Pに駐車)ゲレンデトップ1860m 09:05~09:40剣ヶ峰山2020m~11:00武尊山2158m 11:20~(昼食・写真撮影)~13:00剣ヶ峰山~13:40ゲレンデトップ<この日の登山者は30人以上いた感じ、急登・下降を考えれば10本爪以上のアイゼン必要、ストックで可。サングラス必携>

景色最高

最初の急登

剣ヶ峰山

狭い尾根道

剣ヶ峰山から左前方の山頂部

剣ヶ峰山から降りる  

何度見ても飽きない景色

*フォトムービー『光り輝く春山・武尊山』

 http://www.digibook.net/d/ea458193918c1c65e6ab4f85d4744f7e/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true