約1か月ぶりとなる登山。今年のGW、いろいろ用事が出来てしまったので近場の残雪の山ということで尾瀬の至仏山へ。自宅を5時前に出発、高速道路の渋滞も無く戸倉に07:20に到着したが鳩待峠の駐車場はすでに満車の看板表示。バスに乗り換えることにして戸倉第一駐車場に入るが、ここもこの時間で9割ほど埋まっていた。マイクロバスに揺られながら着いた鳩待峠は標高1600mのせいか結構寒い。フリースを着込んで出発、すぐに雪原に入り斜面の傾斜が出てきたところでアイゼンを着用。途中、夏道の標示は見当たらないが目印の赤テープや登山者も多く迷うことはない。森林帯を抜けるとトレースも明瞭になり、小至仏山を巻いて進む道は数本。一番山頂寄りの道はアイゼンを脱ぐ必要性がありそうなので下のルートを行く。白銀の山稜と真っ青な空はサングラスを着用してもまばゆい。ニセ至仏ともいわれる岩山でアイゼンを外し、5分ほど行くと至仏山の山頂に。この時季の至仏山は初めてなので先ずは眼下の尾瀬ヶ原や燧ケ岳を。そして周囲の上越の山々や3月に行った剣ヶ峰ピークのある武尊山など、眺望に飽きることがない。この時季だけ許される山ノ鼻への下降も考えてみたが今の尾瀬ヶ原にそれほど魅力なく、鳩待峠への登りもあってやめた。今シーズン最後と思われる雪山を楽しみながらゆっくりと往路を戻った。4月30日(月)/(関越道沼田ICより40分の戸倉第一駐車場から乗り合いバス・タクシーで鳩待峠・登山口まで20分980円)鳩待峠1592m 08:20~(原見台・オヤマ沢田代/小至仏山をトラバース)~11:20至仏山2228m 12:00~(往路を下山)~14:20鳩待峠