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忘れてはいけないパレスチナ・ガザの願い

2022年07月28日 | 雑記

最近送られてきた会報「サラーム」(アラビア語で平和という意味)で思い出した。昨年5月のイスラエルとパレスチナ・ガザ地区との大規模な軍事衝突。11日間にわたって空爆されたガザでは、数千軒の民家の被害とともに子どもを含む250人以上が死んだ。これまで比較的安全とされた住宅街や繁華街が攻撃対象となり、犠牲者が増えたようだ。パレスチナ問題は紀元前に遡る歴史や周辺国・欧米の思惑、パレスチナ内部の抗争など複雑に絡み合っていると言われる。解決の出口が見いだせないまま、繰り返されてきたイスラエル軍の圧倒的な軍事力による激しい空爆。これまで、どれほどの市民が犠牲になったのだろうか。そして今も日常的に砲撃の音が鳴りやまず、軍事封鎖で人や物の出入りが制限された不自由な生活にある。一方、この数か月のロシアが仕掛ける侵略戦争に私たちの関心はウクライナへ。あの非道ぶりを見聞きすれば、マスコミ報道も含め止む得ないところもある。しかし、人道的危機に何十年もの間さらされ「生き延びることが夢」というパレスチナの人々。そこに未来への希望を願う子どもたちがいることを忘れてはならない。