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能登大地震、被災地にいつもの日常を

2024年01月04日 | 雑記

元旦早々の能登半島地震には正月気分も吹っ飛んでしまった。正月返上で救援作業も始まっているが、報道によれば犠牲者は増えるばかり。そして今なお行方不明者も多く、この寒さの中で倒壊した家屋などに取り残されている人がいる。また避難所の劣悪な現状や水や電気、灯油など生き抜くための最低限のインフラ、物資の不足を訴える声が伝えられている。能登半島を最後に訪ねたのは15年前、白山登山を終えた後に半島を周遊した。大規模火災が発生した輪島市の朝市、棚田の白米千枚田、そして七尾湾をのぞむ和倉温泉に宿泊。その加賀屋では正月客で満室の宿泊客を高台に避難誘導、交通遮断の中を金沢駅までバスで送り届けたとのこと。さらに近くの避難所に対して宿の布団や食材の提供なども。1月末までの休業予定がさらに延びる可能性もある。住民の方々もそうだが和倉温泉、輪島以外にも点在している多くの観光事業者や漁業はじめ各事業者も今、大変な苦境にある。隅々に支援の手が届いて、被災地にいつもの日常が一日も早く来ることを切に祈りたい。

    

     



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