読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『てぶくろをかいに』(絵本)

2012年11月07日 | 童話・昔話・名作
最近、「ごんぎつね」や「雪渡り」などを小学生の国語クラスで読んでいます。
そこで、小3国語クラスでは、「ごんぎつね」の新美南吉さんが書いたこちらの本を読みました。
てぶくろをかいに (大人になっても忘れたくないいもとようこ名作絵本)
新美南吉・作 いもとようこ・絵
金の星社

寒い冬が、きつねの親子の住んでいる森へやってきました。
きつねの子は初めて見る雪の上を駆け回って遊びます。
まもなく、ほらあなへ帰ってきた子ぎつねの手は、濡れてぼたん色。

かあさんぎつねは、かわいいぼうやの手にしもやけができてはかわいそうだから、夜になったら、町までいって、毛糸のてぶくろを買ってやろうと思いました。

夜になりました。
親子のきつねは町へ向かっていきました。
やがて、行く手に町の灯が見えました。
その町の灯を見たとき、かあさんぎつねは、あるとき友達と町へ出かけていって、とんだ目にあったことを思い出しました。

どうしても足がすすまないかあさんぎつねは、しかたなく、ぼうやだけを町へ行かせることにするのですが…。


きつねのあたたかい親子愛に包まれたこのお話、私は小さいころから大好きです(^^)
きつねのぼうやの台詞も、かわいくてたまりません!

自分の子どもがいる今、再読してみると、きつねのぼうやのかわいさ倍増です♪

いもとようこさんの絵も、あたたかい雰囲気のお話にぴったりです。
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