ベルヴェデーレ宮殿
すっかり使い慣れた「ウィーン48時間フリーパス」、そして自由に乗降りできるようになったトラム、
次の日はウィーン郊外のベルヴェデーレ宮殿に行ってみました。
トルコ軍からウィーンを救った英雄プリンツ・オイゲン公の夏の離宮として建てられたバロック建築の代表格!
左右対称の宮殿となだらかに広がる庭園、
ここにはクリムトとエゴン・シーレの代表的な絵画が展示されているギャラリーもあります。
ウィーンのもうひとつの宮殿、ハプスブルク家の権力を誇る「シェーングルン宮殿」はその部屋数の多さに
見て回った後ぐったりしてしまうのですが、こちらは許容範囲内、疲れた頃、見学も終えられ、
広い庭園で一息つくことができます。
やっぱり、ウィーンは音楽の街
旧市街のメインストリートは歩行者天国になっているので、あちこちで自由に音楽を奏でている人たちを見かけます。
演奏者自身がとても楽しそうです。
また、世界に名の知れたオペラハウスやコンサートホールでは、ほとんど毎日オペラやコンサートが開かれ、
いつも音楽を楽しむことができるのも、ここウィーンが音楽の街だからでしょう。
チケットも、ホールの前でモーツアルト時代のコスチュームを身につけたチケット売りの人から購入することもできます。
私達はウィーン最後の夜を、ウィーン交響楽団の本拠地である、コンツェルトハウスでモーツアルトの「レクイエム」を
聴き、ヨーロッパの長い夜の過ごし方にもだいぶ慣れてきました。