サウンド・オブ・ミュージックの舞台 ザルツカンマーグート
旅も4日目、言葉の壁にぶつかり、不慣れな地理と、思わぬトラブル、「私付いて行く人」の私も、
さすがに夫の疲れが気になり、この日はゆっくり、時にはツアーに参加してみようと
「ザルツカンマーグート」の半日観光を提案しました。
ツアーと言っても、2組4人だけで日本人ガイドのついたワゴン車で巡る小さなツアーでした。
ユネスコ世界自然遺産にも指定されているザルツカンマーグートは、アルプスの山々と複数の湖から
形成されています。
お天気にも恵まれて、青い空と湖がまわりの山々をくっきり浮きだたせています。
ヴォルフガング湖畔の小さな街「ザンクト・ギルゲン」は、モーツアルトの母の生家があります。
バイオリンを引く幼いモーツアルト像
ヴォルフガング湖畔は 風光明媚なところから湖畔にはホテルや別荘地が点在しています。
ベナツキーのオペレッタ「白馬亭にて」の舞台となった人気のホテル、鉄細工の看板がチロルの山をバックに雰囲気が
あります。その前のホテルの看板は鹿の鉄細工、ホテルの看板には動物が使われていたようです。
サウンド・オブ・ミュージックで、マリアとトラップ大佐が結婚式シーンに使われた教区教会があり、
ちょうど主人公と同年代の2人の結婚式がおこなわれようとしていました。村のたくさんの人に祝福されていました。
レースフラワーの咲く牧草地帯、どこからともなく「エーデルワイス」や「ドレミの歌」が聴こえてきそうです。