秋の紅葉は、花の華やかさにも勝るものと思いますが、秋にこれほど満開になる花も
少ないのではと思うのが、「ヒメツルソバ」の花。
花は金平糖のお菓子の突起をさらに細かくしたようなまん丸の小花で、これがびっしり
地面一面に覆った様は見事としか言いようがありません。
茎は横に這うようにして広がり、なんと1株で直径50センチほど広がるというのですか
ら驚きです。
開花直後は濃いピンク色ですが、長い開花期間が終わるころには白っぽい色に変化して
いきます。
花も可愛いのですが、葉は秋が深まってくると赤く紅葉してやがて冬には枯れてしまい
ます。けれど春にはまた新芽を出して、一層陣取りに精をだしはじめます。
特にコンクリートの隙間が好みのようで、我が家はマンホールの蓋の隙間から這い出し
ました。その生命力に圧倒されます。
ほとんど、野生化したヒメツルソバですが、先日行った鎌倉の建長寺はこれがグランド
カバーとなって、一面ピンク色に地面が色づいていました。
半増坊の登り口に咲くヒメツルソバ
古都鎌倉にヒメツルソバの花が風情があるかと言うと、少し違和感があるものの、
その繁殖力にあっぱれと、この場所を譲るしかないかなとも思います。
川の護岸にもヒメツルソバは伸びる、伸びる。
でも、この強さ、憧れます。天候の寒暖差にも影響を受けてしまうわが身の弱さ・・・。来年の目標はヒメツルソバにしようかと思ってしまいます。
ヒメツルソバ、淡いピンクで、絨毯のようできれいですね。
亭主が借りている畑の側にも、街路樹の土のところがこんなでしたら、草刈りをして、今はなくなっています。
川の護岸、同じようなところがあります。
ここは、草刈りをしないので、伸びるし、増えるしです。
一つ一つの花はとても小さく愛らしいのですが写真の様に広がると何だか恐ろしくも思えてきます。
ふとこの花が食料になるのならと考えてしまいました。
「なんて可愛いのだろう!」と思ったものです。
紅葉する葉っぱも中々なものですが、我が家では今年は抜いてしまいましたね。
それにしても鎌倉の境内に、川っプチにと猛繁殖。
何の条件がそんなにあったのかしらね?
地面の隙間というものは植物にとっては大変に住みやすいところだそうですね。
栄養あり、風雨からしのげる・・・・
地面、川の護岸いっぱいに繁殖すると、ちょっとビックリですね。
踏みつけるのも申し訳ない感じで、困ってしまいますね。
でも、その生命力は凄いですね。
ヒメツルソバの花自体はとてもかわいくて大好きですが
繁殖力がすごいですよね~
伊豆のわが石垣に咲いていて、
あまりの多さに伊豆へ行くたびに引き抜き処分してます
それでもアッという間にまた増えてしまって
今ではホント困りものですよ。
建長寺の咲き方もすごい!ですね~
確か円覚寺でも同じようなのが見られましたね。
来年の目標「ヒメツルソバのようにたくましく!」ですか。期待しています。
でもそんなにたくましくなくても、今のままのあやさんがいいです。
名刹・建長寺にヒメツルソバはちょっと不釣り合いのような気もしますね。
>Hana-Photoさん
畑まで占領されてしまったらたいへんですね。
可愛い花なんですけどね。
園芸店でも売っていますね。「ポリゴナム」という名前で、それなりの値段でちょっとびっくりします。
>kurakさん
中国原産で、日本には明治時代に入ってきたと言われていますが
特にこの近年、よく見かけるようになったと思います。
名前に「蕎麦」とつくので、食用になるかなと思いますが、ヒメツルソバの花が
蕎麦の花に似ているからなのだそうです。
残念でした!
>はなこさん
コンクリートの隙間に迷い込んだ種は、発芽の条件にぴったりですね。
我が家でも裏の物置の下からも伸びてきています。
こちらも住み心地がよさそうです。
>shigeさん
雑草のように強いヒメツルソバですが、踏みつぶすのはちょっとかわいそうですね。
抜いてしまうのが平気なのは、また必ず芽を出してくれるからでしょう。
可愛い花ですよね。
>はたやんさん
手が届く石垣のヒメツルソバは、抜いてもまた新しい株に可愛い花が咲いてくれますね。
川の護岸は抜くこともできないので、古い株は見た目がちょっと汚らしいなと思ってしまいます。
花に罪はないのですが・・・。