前回、上野に出かけたのは春でした。
その時にランチをとった上野黒船亭で創業感謝サービスいうことで、食事券1000円分を
2枚もらっていたのですが、期限が9月。
ちょうど東京都美術館で、旧約聖書「バベルの塔」の話をブリューゲルが描いた「バベルの
塔」展が開催されていることもあって、観たい食べたいの相乗効果で先日上野まで出かけて
きました。
人気の展覧会だけに混雑しているという情報に、ちょっと足踏みしていたのですが・・・。
会場はイヤフォンーガイドがある作品や人気のある作品の前は人垣ができている程度でした
が、さすが「バベルの塔」の前は、列をつくるように指示されて止まって鑑賞することはで
きませんでした。ただ、正確な描写や背景となる情景を感じ取ることはできました。
また、関連のボードやビデオも充実して、やはり観てよかったと思いました。
同展覧会期間中に美術館近くの東京芸大ギャラリーで「もうひとつのバベルの塔」展を
やっていたので、寄ってみました。
ここではべベルの塔内で働く1400人の人物を平均170センチと仮定して、算出した
塔の高さ510メートルの150分の一の模型が精巧に作られていました。
細部にわたってリアルな表現を見ることができました。
ブリューゲルの作品は、今から40数年前にも鎌倉の県立近代美術館にも来たことがあ
りました。もっとも代表的な「大きな魚は小さな魚を食う」の作品は、衝撃的でした。
この作品を今回も観ることができ、作品そのものが思ったより小さかったのは、ひとつひと
つの細かな描写が私の中ですっかり大きく印象付けられていたことに気が付きました。
お昼もだいぶ過ぎてから、1000円オフのチケットを使って、ちょっと贅沢なランチを食
べました。その味はさすが洋食の老舗だけに、シンプルで懐かしい味がかえって新鮮でした。
美味しかった!
忍ばすの池のハスは、すっかり池を覆っていました。今まで四季折々、いろいろな忍ばすの池
を観てきたと思いましたが、この季節は水面がすっかり隠れてしまうのですね。少し季節が早
かったのでしょう。ハスの花は、大きな蓮の葉に隠れるようにわずかに咲いていました。
でもその細密描写は一見に値しますね、東京芸大の「もう一つのバベルの塔」展は興味深い話をテレビでやってました。
その巨大さと共に建築構造学上の内部の作りや当時の最先端技術、塔の断面図、上部は建設中だが下の方は作業員やその家族が既に暮らしている様子や外海から続く運河が有り船着場から物資を搬入しているのがとても面白く語られていました。
素敵なランチもさることながら不忍池の蓮の花が綺麗です。それと蓮の葉にある水玉が宝石の様に綺麗ですね。
「バベルの塔」展はTVで紹介されていましたが
見に行く機会を逃してしまいました~
迫力があって、その精密描写には驚かされますね~
東京芸大ギャラリーでの「もうひとつのバベルの塔」展も
素晴らしい出来栄えですね、
塔の高さ510メートルの150分の一の模型の
精巧さにも目を見張ってしまいますね。
忍ばすの池のハスはちょっと時期が早かったのでしょうかね~
葉っぱの上の光る水滴がとても綺麗ですよ。
ご無沙汰しております。
魚の絵、印象的ですね。
こういう絵、好きかも。
蓮の花を撮りに、一昨年、8月に行きました。
まだ、少し早いんですね。
でも、やっぱりきれいですね。
楽しい一日になりましたね。
ブリューゲルのバベルの塔の細密画に、引きつけられますね~
また今は色々な角度から技術を駆使してこの絵を解析して驚き、面白かったことでしょう。
TVで大友克洋さんが再現して描いたものを見ましたが、私はそれにも驚きました~。
絵描きさんというものは時に、建築士にもなりえて絵を描くのですね~
不忍池、葉っぱの上を歩けそうですね!
40年以上に成りますね。
最近は美術鑑賞もご無沙汰です、仲間も行こうと言わなくなりました、私もですが、
歳を重ねた証拠です(^^♪
刺激をいただき今年の秋は美術の秋にしたいと・・・。
そうですか?日曜美術館でもNHKでもバベルの塔は、取り上げられていたのですね。
私は、なんの知識もなく、ただ、ウィーンの美術館でもうひとつのブリューゲルの
バベルの塔を観ていたので、どう違うのかを観たいと思っていました。
その細密描写は、観れば観るほど驚きます。
>はたやんさん
館内は混んでいましたが、これは仕方ありませんね。
じっくり同じ場所に留まることはできませんでしたが、十分に楽しめたように思います。
特にバベルの塔の建築中(レンガ積みや漆喰塗り)の様子はすごかったです。
>Hana-Photoさん
ブリューゲルの「大きな魚は小さな魚を喰う」はほんとによく風刺されていて
観ても観ても見飽きません。でも実際は思ったより小さな絵なんです。
忍ばすの池のハスは見事ですね。
夏の朝、咲きかけた頃はどんなに見応えがあることでしょうね。
>はなこさん
大友克洋氏のバベルの塔に切り込みを入れた内部は、ほんとに興味深いですね。
想像だけでなく、建築学的にも精密に描かれているのですね。
ほんとにすごいと思います。
私は、バベルの塔だけでなくその背景となっている海や、人々の生活にも驚きました。
>TUKASAさん
TUKASAさんもブリューゲルの版画展をご覧になっていたのですね。
ブリューゲルは絵もいいですね。版画とは趣が違いますが。
美術館はほとんど一人で歩きます。連れがいても、時間を決めて出口で会うことにしています。
TUKASAさんも今秋、是非おでかけください。