2月の第一日曜日。この日は「賦選(ブセン)」と言って、毎年区民全員公民館に集まり役員改選が行われます。10年ほど前までは会計報告と事業報告も行っていましたが、現在は区役員の改選と諸問題の討議をします。
年度の〆の都合上、会計報告と事業報告は4月上旬に総会を行い、その後新旧役員の引き継ぎとなりました。 選挙の結果、今年の区長は松下範文さん副区長は小林正人さんが選ばれました。
区長は鮎滝保存会の会長を兼ねることになっていますので、保存会会長も松下範文さんとなります。とりわけ出沢区民の関心が高い滝番は、5月の上旬頃に新組長(6組・6人)によるくじ引きで決まります。
その他、設楽ダムの建設については、ダムができれば河川の環境が変わって、笠網漁の存続が不可能になってしまうおそれが強いということで、区としては「設楽ダム建設反対」ということに決議されました。
花の木ダム(長篠堰堤)の魚道についても同様に
1.笠網漁に影響が出る。
2.寒狭峡の景観が壊れる。
3.昔(長篠堰堤が出来る前)から上流にアユはいなかった。
という理由で建設反対の決議がされました。
(1月25日に豊橋で有識者により開催された長篠堰堤魚道設置委員会の結論は、条件付きで「魚道の設置は必要」との結論に達したとのことです。-26日東愛知新聞)