滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

雁峰線の崩土

2011年09月30日 | お知らせ

 新城ラリー(10月21日-23日)
 のコースの確認に台風の後はじめて雁峰線を見に行った。

 出沢でも2戸、床下に土砂が流れ込んだ家があったので、雁峰線はかなり崩れただろうと、
七久保から浅谷に向かって500mほど行くと、案の定、崩土で車が通れない。
それでも、出沢地内だけは確認したいと思い、浅谷の谷下の上まで歩いていった。
小規模な崩土はあちこちにあったが、完全に通行できない所が4箇所、
幸い路肩の崩落はなかったので、比較的早期の復旧は可能だろうが、
この区間はラリーには間に合いそうもない。

 七久保から布里の間はもっとひどいだろうが、車で行けるところまで行ってみるかと、
途中、倒木の枝を切り、路面の落石を避けながら、進んで行くと
何と、布里までたどり着いてしまった。崩土の写真を撮ろうと思ったのだが大規模な崩土は
一箇所もなかった。これならこの区間は2、3日片付ければラリーができそうだ。

【七久保-布里】間は岩山なので落石には注意が必要だが、雨には強いということだろう。
何にしても、現場に行ってみなければ実状は分からないということだ。

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国道301号通行止め

2011年09月26日 | お知らせ

大型車まわり道

普通車まわり道

路肩の崩落が止まらないため
とうとう国道301号が通行止めになった。
新城と作手が分断、復旧の目処たたず。
やっぱり清岳新城線を開通させておくべきだったな。

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301号片側交互通行

2011年09月23日 | お知らせ

http://yj.pn/35_t7l
(新城市臼子地内)
 台風15号の雨で国道301号の路肩が崩落。
 現在片側交互通行なれど、路面のクラックが拡大中
 通行には十分注意されたし。

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大水

2011年09月21日 | 出沢

 この前(台風7号・7/20)よりも水が出た。
 花の木の釣り池が完全に水没した。
 ア~ア、これで今年の下り鮎は全滅?だ。

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常生歯

2011年09月17日 | 瑠璃光浄土

 二月ほど前に埋めておいた猪の頭を掘り出した。
 牙の生え方について文章では上手く表現できないので、
 牙を取る前に写真をとった。これを見れば一目瞭然、牙は歯ではない。
 見える部分は三分の一程度で、残りは下顎の骨の中だ。
 牙は中空で血が通っていて、どんどん成長して伸びる。
 だから猪は上の写真のように上下の牙を噛み合わせて研ぐ。
 上の牙はそれほど埋まってはいなくて、この状態ではすぐに抜けてしまう。
 実際掘り起こしている間に、片方の上顎の牙をなくしてしまった

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今日の鮎滝△_11915

2011年09月15日 | 鮎滝・新滝

 9月も半ば過ぎた、まさかもう飛んではいないだろう、と思いながらも
駐車所に停まっている車が気になって滝に降りてみた。

 なんと、東の俊明くんが網をあてているではないか!。

 「昼に滝を覗いたら、鮎が見えたので網を当てている、
  たまにしか飛ばんけど、捕れた鮎は大きい、卵をもった奴もおる
  全部で13匹捕った」

 とのこと。

 ぶり返した暑さに、鮎もまた飛ぶ気になったのだろうか。

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猪は自分で牙を研ぐ

2011年09月13日 | 瑠璃光浄土

猪は自分で牙をとぐ。

猪の下の牙(犬歯)は他の歯と違って歯根がなく、
中は空洞で顎の骨の奥深く埋まっている。
(常生歯・三分の二以上は顎骨の中)
歯根がないので一生の間伸び続けるのだ。
放っておくとどんどん伸びてしまうので、
いつも上下の牙を噛み合わせて研いでいる。
そのため下の牙はカミソリのようになっていて、
先端は鋭く尖っている。

牙で岩を起こすと言われているが、いつ獲っても
牙がきれいなので、おそらく、牙はあまり使わずに、
もっぱらあの万能の鼻で起こしているに違いない。
雑食の猪にとっては、牙はそれほど役にはたたず、
むしろ邪魔になるだけの存在なのかも知れない。
研いでも研いでも伸びてくる牙にイライラして、
いつもガチガチと歯噛みしているのだろう。

それにしても猪の牙は美しい。飽きない。
じっと見ていると、何者にも負けない力と
山神のプライドを分けて貰えそうな気がしてくる。

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今日の鮎滝×××_110907

2011年09月07日 | 鮎滝・新滝

 久しぶりにいい天気になって暑くなった。

 『鮎滝も水が減っていつもの滝に戻っただろう。そういえば今日は滝番だ、
  まだ鮎の顔が見れるかも知れん』

 と11時過ぎ滝に降りてみた。

 小一時間見ていたが鮎は一匹も姿を見せず、水温を測ると18℃を切っている。
 この水温では鮎がいたとしても飛べない。
 ・・・おそらくこれで今年の笠網漁も終漁だろう。

 今年は大水(台風)の影響で、漁獲の波の多い一年であった。
 解禁前の遡上は順調だったのだが5月末の大水で鮎が流されて、
6月1日に解禁となったが全く飛ばず、飛び始めたのは6月の末であった。
 その後の一ヶ月は何年ぶりかの豊漁となったが、7月20日の台風6号の雨で
また押されてしまった。
 8月に入って少しは飛んだが元には戻らず、台風12号にダメを押されて終漁となった。
 もう少し獲りたかったが、2回は当たったし、まあヨシとするか。

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牙を回収

2011年09月05日 | 出沢

 これも温暖化の影響なのだろうか、どこかの末期政権の如く粘りに粘った
台風12号が漸くいった。幸いここは被害はなかったが、テレビで見る映像は
3.11を思い出させるほど凄惨だ。自然に対して人は如何に非力か思い知らされる。

 昼から宮川さんと、裏山に埋めておいた猪の頭を掘り出して牙を回収した。
 今年3月29日に中ケ谷の檻に入った奴だ。まだ若いのだろう、牙は少し薄いが
色はピンクがかって美しい。

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