『どうせなら、どデカイのを作ろう。』
『イヤ、デカけりゃ良いってもんでもない、庇よりは低くしとこう。』
今年も公民館に門松を飾ることになった。
松はあの山、竹はあの藪、梅はゴロウさんの畑、南天は・・、ウラジロは・・、
門松の材料なら出沢では直ぐに揃う。去年も作っているので尚更だ。
門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるそうだ。
氏神様のご加護で、無事に過ぎた今年に感謝しつつ、新年の平穏を願う。
「門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」
『どうせなら、どデカイのを作ろう。』
『イヤ、デカけりゃ良いってもんでもない、庇よりは低くしとこう。』
今年も公民館に門松を飾ることになった。
松はあの山、竹はあの藪、梅はゴロウさんの畑、南天は・・、ウラジロは・・、
門松の材料なら出沢では直ぐに揃う。去年も作っているので尚更だ。
門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあるそうだ。
氏神様のご加護で、無事に過ぎた今年に感謝しつつ、新年の平穏を願う。
「門松は冥途の旅の一里塚、めでたくもありめでたくもなし」
日が当たらないとこうも違うのか?。
雁峰山には雪のカケラも見えないのに、すぐ裏側はこの前の雪が殆んど解けずに残っている。誰も通っていないらしく道が踏み固められてないので、ノーマルタイヤでもなんとか現場に辿り着くことができた。
弱った・・・、これでは作業が出来ない。だが、まだ12月だ、週末に気温が上がって雪が解ければいいのだが・・。
北東遙か澄み切った空に、赤石連峰がくっきりと浮かび上がっていた。
縁あって雁峰山頂付近に作業道を開設する工事に関わる事になった。
・・・そうだ、確かあそこには三角点があったはずだ。
地図で調べると現地のすぐ近くだ。現場踏査のついでに寄ってみることにした。
作業道の終点から登りだして300メートルくらいは歩いただろうか、
ヒノキの木立の中に石の標柱があった。
3等三角点 標高665.6m。
昔(と言っても30年ぐらい前だが)工事でよく来ていたので、雁峰は自分の
庭先のように思っていたのだが、植え込んだ杉・檜が大きくなり、すっかり様子が
変わってしまって3時間ほど山中をさまよう羽目になった。(水色のルート)
だがそのお陰で、彷徨の果て新城スカイパーク(というらしい、ハンググライダー
のテイクオフスポット)に辿り着いて新城の町を一望した時には極楽に来たような
気になった。テイクオフで一休みし、作手側に回りこんで車まで戻る途中、
北東に冠雪した赤石岳、北奥には駒ケ岳が浮かんでいた。
いつも見慣れている雁峰山だが700m近い山だ。今の時期、寒い日には
日中でも5~6度、夜間は氷点下になる。気軽に出かけると遭難の恐れも
十分にある。(反省)