■寒狭峡大橋 11:30
・鮎滝:時折飛んでいるが滝番はいない。尤も今日の水は捕りにくい。
・猿橋:カベから馬の背にかけてポツポツ。
■鮎滝 17:30
今日もばか飛び。
流石の〔コウチャ〕も限界はあった。
これ以上獲っても後がえらいことだ、もういいと道具を片付てしまった。
カメラマンの水中カメラにもお構いなし、俺達が主役とばかりに飛び続けている。
こんなことは滅多にない。今年は天然鮎が多いのだろうか?。
※左足のふくらはぎと腰、腕、その他全身筋肉痛。
昨日、鮎滝で踏ん張って笠網を振り回しすぎたようだ。
言い伝えによると、この症状は【鮎滝病】といって出沢の風土病らしい。
●帰りに〔I君〕が猿橋から上がってくるのに出会う。
眼が落ち窪んでだいぶ疲れているようだ。聞けば、ピンコも釣れすぎて
体を休める暇がなかったそうだ。隣で釣っていた仲間が釣り過ぎて困っていたので
捌くのを助けてやったそうである。まだ釣れているが、これ以上いると
川にころがりそうなのでもう止めた。と、ふらふらしながら帰っていった。
(こっちは【ピンコ病】)
※6月4日のNHKの取材分は、6月30日の17:30頃から放送予定とのこと。
本日滝番。
何年ぶりかの大当たり。
隆くんと宮川さんと三人で朝の5時から、飯も喰わずに捕り続けた。
小心者は欲も大したことはない。二時過ぎには暑さと飛び続ける鮎に
ギブアップして解散。その後、ミッチャが招待日の鮎を確保しようと滝に
行ったが4時頃までにクーラーがいっぱいになって帰ったとのこと。
この前の番は昼まで1匹も飛ばなかった。自然に波はつきものだが
この飛び方は異常だ。天気が変わるかも知れんな・・。
■鮎滝 15:00 WT=22℃
降りそうで降らず、可哀想なぐらい水がない。
それでもこの暑苦しさに堪らず昼ごろから鮎滝、猿橋共に鮎が動き出した。
やっぱり、この前の番で当たった『カッチャ』の番だ。
【心がけ】と【無欲】が捕る秘訣とはどうしても信じ難い。
今日の水では大きめの鮎は飛ばずに網の下を泳いで上る。
●ピンコは〔新滝〕が入れ掛かり。
本日今年初めての滝番。宮川さんが朝5時に勇んで滝に行ったが10時頃まで
全く飛ばず。ふてくされて寝ていると11時頃からポツポツ。
少しでも捕ろうと粘っていたら3時頃ようやく飛び出した。
ヤレヤレこれで何とかなるかと思ったら、今度はカミナリと夕立の追い打ちだ。
鮎が飛ぶか飛ばないかは、〔滝番の心がけ〕で決まると言われているが、
こりゃあタタリだ、滝の神の祟りだ。滝番の中で誰か滝の神様を怒らせた者がいる。
道具を片付けている間に、一気に雨が激しくなり、這々の体で網置場に
辿りついたときには土砂降りになった。
轟音をたてるトタン屋根の下で夕立が通り過ぎるのを待つ。
・・・摩訶般若波羅蜜多心経。。。
■WT=19.5℃
◎漁獲 100匹+アマゴ+マス/3人
『今年も西沢の田圃に豊年エビが出たぞ』
和之さんからの携帯に写真を撮ろうと出かけて行ったのだが・・。
それらしき者は見当たらない・・。しばらく眼を凝らしていると
緑がかった一センチぐらいの物体が動いている。半ば透けていて
老眼鏡をかけてみてがよく判らない。とりあえず何枚か撮ったがどうも
上手く写っていないようだ。
何とか撮りたいと、家に帰りトレイと洗濯機の横に置いてあったゴミすきを
持って出直した。三匹掬ってトレイに入れると白をバックに今度はよく見える。
移動する時は、体を丸くして方向を変え横向きになって足を波打たせる。
愛くるしい、飽きない。写真を撮り暫らく眺めていたが田圃に返してやった。
この田圃に水があるのは5-7月長くても三ヶ月だ。その間に交尾し
産卵し来年に備える。此処はモリアオガエルも生息している、オタマジャクシの
捕食にも耐えねばならぬ。豊年エビもなかなか大変だ。
昔から〔豊年エビ〕の多い年は豊作だと言われているが・・。
●動画
■11:30 WT=19.5℃ 鮎滝
ギャラリーは多かったが、今日はあまり飛んでいない。
朝から今までに30匹位。