少し飛び始めたと思ったら、また出水。
やっぱり今年は異常だ。
午前中はパラパラ、昼から少し飛び出した。
全部で120匹ぐらいだったが、型はまずまずだ。
一番大きいのは24㎝、滝で飛ぶ鮎にしては大きい。
戻りの鮎でなければ、こんなに大きな奴は飛ばない。
今日は『イデア』さんの遡上調査の日だ。
16時からは滝壺に潜って鮎の数を確認、
水晶岩~二の滝 100尾
鮎滝滝壺 300尾
亀淵~宮淵 300尾
の鮎を確認したとのこと。
WT=22.0℃
いつでも、どこでも元気な奴はいる。
あんなに大水だったのに、何とか踏ん張って鮎滝まで戻ってきた。
【東日】に浜辺に打ち上げられた鮎の写真が載っていたので、
今年はもう鮎滝も終わりかと思っていたのだが・・・。
『ネバーギブアップ』・・・・何があってもあきらめるな!と言うことだな。
本日滝番、朝5時半に鮎滝。
台風の影響で雨の予報だったが、何とか一日もった。
退屈しない程度に終日飛んでいたのでかなりの数になるのだが、小さい、
大きいので12~13㎝、5㎝位の奴もいる。
水が出て大きいのが上ってくれればいいのだが・・。
朝7時に携帯が『モー、モー』と唸った。嫌な予感・・。
案の定ミッチャだ。
「おーい、仕事ができたぞぉー」
浅谷の谷下の檻にイノシシが入ったという。
行ってみるとかなり大きい、70㎏ぐらいはありそうな雌猪だ。
仕留めて、大荷場まで来る途中、中ケ谷の檻にも入っているという・・。
コイツはさらに大きい雄だ。あまりの重さに軽トラに積むのに
範文さんにリフトで手伝ってもらった。(写真)
暑いし鮎滝で忙しいから、しばらく檻を仕掛けるのは止めとけと言ったのに・・。
水温25℃、鮎にとってはバテる暑さなのだろう。
殆んどの鮎は朝夕の涼しい時に飛んで、昼間飛ぶのは元気のいいヤツだけだ。
鮎も暑いだろうが、焼けた岩の上に一日いる滝番はもっと暑い。
ウッカリ水分補給を怠ると鮎より先に干物になってしまう・・・。
毎日飛んでいるので、さすがに数が減ってきたようだ。
「昼までに200匹ぐらい飛んだかなァ?」 ---美彦さん。