本日、空の広場の仮設舗装完了。
月初めから整備してきた林道コースが、
台風21号で元の木阿弥、枯れ葉の絨毯に。
台風22号も心配だが、考えていてもしかたがない。
何とか間に合わせようと奮闘中。
道路清掃車は、31日と1日の予定。
静寿会 演者は多数 拍手はまばら
八平神社秋季大祭
今年は小屋掛けをやめ公民館で奉納余興を開催。
余興の演物に静寿会全員で歌を歌う事になり、
会員が舞台に上がると、客席がガラガラに・・。
限界集落になれば、年寄りが多くなるのは、予想された
ことではあるが・・。
この先どうするか、ビジョンを描けぬまま、
未来を託すトリプル選挙が始まる。
今年から新城ラリーのコースに<立岩線>が加わった。
和田から杉平に越える林道だ。
一月後はラリーだ、そろそろ準備をしないと間に合わぬ。
倒木・崩土はないかと下見に出かけた。
和田から見代に抜ける道の途中から右に折れ、お寺<正伝院>の
脇を通り過ぎると『林道立岩線』標識がある。
標識から少し進むと田圃が終わり、段々と坂が急になって山に入っていく。
杉木立と曲がりくねった道を上り下る。この辺の林道はどこも同じ景色だ。
雁峰線に比べると、立岩線は短い。二キロほど進むと峠になる。
峠を越えさらに二キロほど下ると杉平に出るが、その五〇〇メートルぐらい
手前に大きな岩が重なっている所がある。その岩の下に小さな鳥居が有り
石の祠が祀ってある。上から蔦が絡まって垂れ下がり、何となく薄気味が悪い。
近くで、畑の草取りをしていたお婆さんに尋ねると
それは『蛇神様』といって、岩の間に蛇が棲んでいるいう。
小さな黒い蛇だという人もいれば、大蛇だという人もおり
はっきりは判らぬが、この蛇神様の話には事欠かないと言った。
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杉平の某が兵隊に行った時、乗っていた船が沈み、海に投げ出され
諦めかけたところに、どこからか現れた丸太にしがみつき、
九死に一生を得たという。
あれは蛇神様の化身だったに違いないと、兵隊から還ってから、
何時もお参りを欠かさなかったという。
またある時、そのおばあさんの家で大切に飼っていたキジが、大きな蛇に巻かれて
しまったので、お祖父さんに頼んで、その蛇を殺してしまったところ、
高熱が続きなかなか下らない。拝んでもらったところ、その蛇は家の主で、
祟っているのだと言われ、お祓いをしてもらい、蛇神様にお参りをしたら
治ったという。。
その他にも、この蛇神様にはいろいろな話が伝わっているそうである。
杉平の人々は、今でも毎年、祇園の日に蛇神様のお祀りをしているという。
おばあさんの話を聴き、帰り道蛇神様を見ると、垂れ下がった蔓が蛇に見えてきた。
蛇神様に祟られてはかなわない。
『暫しお騒がせします。宜しくお願いします』
とお参りし、お経を上げラリーの無事開催を祈願。