滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

鵜ノ首の水神様

2015年01月22日 | 寒狭峡郷土研究会

 やっぱりあった!。
 岩の上から覗きこむと、10メートル程下の岩盤の凹みにチョコンと
収まっている。大水の時には、今立っているところも、濁流の下になるの
を思えば、あの石が流れないのは不思議といえば、不思議だ。周りには
小石一つ転がっていない。流石水神様。
 身を乗り出して覗いていたら、久しぶりに大事な(だった?)ところが
縮み上がった。67.4歳、まだ、何とかあそこまで行く体力はあるだろう、
と、岩伝いに降りていった。
 落ちれば、鵜ノ首。一昨年、環境調査で潜った潜水夫に聞いた話では、
深さ17-18メートルあって豊川で一番深い所だそうである。
(因みに、アユはおろか、魚影は全然見かけなかったとのこと)

 直径30-40センチ、水流で回されるのだろうか、黒くて滑らかで
きれいな石である。落とせば戻ると言われても・・・、
伝説の真偽を確かめようと、この石を落とした人は大したもんだ。
 水神様なら、お心経でいいだろうと、般若心経をあげて現地を離れた。

 寒狭峡伝説 取りまとめ中。

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二の滝

2015年01月21日 | 近所

 来年度の区役員の根回しもでき、少しだけ余裕ができた。
寒狭峡で地域の民話を再発掘することになり、資料集めに久々、
二の滝に降りた。中電さんが、心配りをしてくれているのか、
渇水期なのだが何とか越流しており、〔東洋のナイヤガラ〕の
面目を保っている。
 この〔二の滝〕は、田峯の殿様が岩を壊して、あゆを上らせよう
としたが、竜神さまに咎められ止めたと、言い伝えられている。

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